パブ店長はレスキュー犬!

保護犬たちとの日々の暮らしと、想うことを、ありのまま。

死因は今も昔も変わらないかも

数日前の新聞に
忠犬ハチ公の死因に新たな知見が加わった という記事が載っていました
ガンの疑いもあることが 最近の調査でわかったそうです

MRIで撮影してみたら 肺と心臓にたくさんの腫瘍がみつかり
それが悪性腫瘍だったんですって


じゃぁ今まではどのように考えられていたのかというと ・・・


ハチ公は1935年3月8日午前2時に死に
東京帝国大学農学部獣医学科で解剖された。
当時の記録によると、死因は犬糸状虫が寄生するフィラリア症。
心臓や肺動脈にかけて寄生していた。
  2011.03.02 朝日新聞朝刊より

↑ ちなみに “ 胃の中には竹串が4本見つかったが ・・・ ” とも ( 爆 )
   なかなかやるな~ハチ公 ( 笑 )



ふーん 。 ハチ公はフィラリア症だったのか 。。
ハリウッド映画にまでなったというのに
ハチ公の詳しいことは全然知らなかったので(汗)


それにしても、ハチ公の死から80年近く経っているけど
今も昔も死因というのは 大きくは変わらないのだなぁと感じました
ガンも心臓病もとても多いですから
( フィラリア症も心臓病のひとつですよね )

罹患頭数とすれば
今はフィラリア症のコは確実に少なくなっているでしょうけれど
保護犬と関わっている人たちにとっては
いや~まだまだ という感覚だと思います
実際 保護犬でフィラリア感染しているコは後を絶たず
いのちを持っていかれるコも少なからず ・・・


ただ 元をただせば
きちんと管理すれば確実に防げる病気であり
万が一感染してしまったとしても
適切に正しい治療を施せば 大事に至らない病気でもある
( もちろん例外もあり )

逆に 甘い認識や間違った見識で放置したなら
“ 無症状だから大丈夫 ” などと見過ごしたなら
知らないうちにじわじわと症状が進み 気付いたときは時既に遅し
カンタンにいのちを持っていかれる とても怖い病気である

要は 飼い主 ・ 保護主 ( プラス、獣医師 ) 次第 ・・・ かと?

飼い主 ・ 保護主としてきちんと向き合い ← 素人といえど、ちゃんとお勉強して
信頼できる獣医さんとともに闘うべし!と思います







さて 我が家の保護犬、デンビィも
やはりフィラリア(+) のコ 現在治療中です

月に一度病院に行き
心臓の音や肺の音などをチェックしてもらいます

  * 時々、里親募集などで 「 心雑音なし 」 というような記述を見かけますが
    心雑音はかなり症状が進んでからになります
    雑音でいうならば、心音より肺音の変化のほうが先です  




待合室で2


2月末に行ったときには なぜかでんちゃん
待合室の椅子の下に隠れてしまい ・・・ う~ん?



こうした方法検討の末 現在治療をしていますが
今のところ 経過はとっても良好♪

治療は4ヶ月を1タームとする方法で
イベルメクチン ( フィラリア予防薬といわれるもの ) とともに
1ヶ月目 ( 28日間 ) だけは ドキシサイクリン ( 抗生剤 ) を毎日2回飲むというもの


今月で2タームが終了します
2ターム目に入る前に レントゲンで心臓や肺の状態を確認し
治療開始前と比較してみたところ
ほんのわずかですが 心臓のサイズが縮小していました
フィラリア症が進むと 心肥大になりますが
デンビィは全然そんな状態ではなくて “ フツーサイズ ” といえる心臓でした
それでも少し小さくなるということは 
やはり 「 なんでもない 」 と思っても決してそうではないのだということ
フィラリア症の怖さはそこにあるんだということを痛感しました


散歩は普通に毎日楽しんでいますが
本来のデンビィのタイプからしたら 控えめに
そして走らせることなどはしないようにしています
いわゆる 運動制限をかけている状態 です

大好きだけど ・・・ ドッグランなども厳禁!!!
何度でも言いますが
勉強不足で以前走らせてしまっていたことを 非常に後悔しています


American Heartworm Society のガイドラインには
このような記述があります ↓ *バデ母素人訳による

===================================
 フィラリア症の犬を効果的に管理 ( 治療 ) するためには
 宿主である犬と寄生するフィラリアの関係を充分に理解する必要があります。
 虫の数が疾患の重症度に影響するのはもちろん
 同じか、もしくはそれ以上に
 その犬の活動レベルというものが重要になると考えられます。

 外科的移植により ( = 研究のために、わざと )
 50匹のフィラリア成虫を感染させた上で運動制限をかけた犬
 14匹のフィラリア成虫を感染させた上で中等度の運動を許可した犬に比べて  
 臨床症状が現われるまでに長い時間を要し、また
 肺血管抵抗が低いということがわかりました。
===================================


臨床症状が現われるまでに長い時間がかかったということは
もちろんそのまま
フィラリア症の症状が進行する速度が遅かったということ
また
肺血管抵抗が低かったということは
血管が虫で傷つけられることが少なく、血流が良好だったということ


「 心雑音があるから 」 「 心肥大しているから 」 「 咳をしているから 」
だから運動制限をするのではないのです


“ 無症状 ” を含む
すべてのフィラリア症の子は運動制限が必須
 だということを
この記述と研究結果は示しているのですね





来月 3ターム目に入る前に・・・

今月末 フィラリア抗原検査をして
万が一のキセキ ( = まさかの陰転 ) にチャレンジです ( 笑 )
まぁ、さすがにソレ ( = まさかの陰転 ) はないでしょうけど 。。。 おそらく 。






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Comment

munixyu says... "^ ^;;"
いろんな病気があるよね
でも、あんまり解剖してほしくないようにも
思います
2011.03.05 11:58 | URL | #XAUl15Aw [edit]
フロ&ひま&ハロママ says... ""
昔の犬たちの多くは、外に繋がれたままでしたし人間のご飯の残りを
食べてましたよね
フィラリア症の認識も薄かったし獣医にかかること自体少なかった
と思うんです
だから正直ハチの死因が悪性腫瘍と聞いても驚かないですね
病気に関する認識は今も薄いかな
現にフィラリア症陽性の子に運動制限が必要なんて知らなかったですし
自分の家の子が罹ったりしないとなかなか詳しく知ろうとは思わない
んですよね
もちろん良くないことですけど
やっぱり誰しも百聞は一見にしかずかしら
2011.03.05 23:52 | URL | #T3CVmb6Y [edit]
執事 says... ""
36週、78.3%に当てはまるか?!だよね。
まぁ、目には見えないけれど、78.3%の確率で減虫が見られたのは確かだから、
前向きに♪だっv-218

フィラリアは治る・治らないではなく、駆虫するかしないかで
(病気じゃーなく、『寄生』されてるか、されてないかなのだから^^;)
フィラリア寄生による心臓および肺への影響(=フィラリア症)は、
フィラリアに寄生されている限り、継続して起こっているということ。
そして、これらの臓器への影響は基本、不可逆的進行であるということ。

こういったことをきちんと理解せずして、フィラリアとは立ち向かえないとつくづく思います。

保護犬に関わる限り、フィラリアは避けては通れないものね。

“通年投与『治療』してるから治る”という安易な理解で安心していると
もし、進行のスピードやらフィラリアの影響が大きい場合には
あっさりと持って行かれるっていう現実を
フィラリア陽性犬と関わる人達が持ってくれることを心から願います。
たった数日で、突然に、命失いかねないってこと、きちんと知って欲しいなと。

知っていれば防げることがたくさんあるのだから。
素人だって、(汗汗しつつも)知ることは出来るのだからv-221
まだまだ少ないドキシサイクリン使用ケース。デンビィのケースが後に続くコ達を導いてくれることを願いつつ。
2011.03.06 03:22 | URL | #t50BOgd. [edit]
バデ母 says... "むにゅパパさんへ"
う~ん。
だからせめて、研究のためにどういうことが行われているか
それを知るべきだし、知ったうえで
生かせてもらっているありがたさを
感じなくちゃいけないなって思います
2011.03.07 12:17 | URL | #.//Hucbg [edit]
バデ母 says... "フロ&ひま&ハロママさんへ"
つまり自分のコとか、関わっているコが病気になったら
詳しく調べるってことですよね
(ママさんがきっと一生懸命調べたであろう腎臓のことを、私は全然知りませんv-355

でです、成犬保護犬の多くは(たぶん関東でも半数程度)
まだまだフィラリア陽性なんですね
だから、保護犬に関わる人は、かなりの確率でフィラリア症のコと接するんです
預かりさんにしても、保護犬を迎えた人にしても、フィラリア症の本当の怖さを
知ってほしいんですけどねぇ。。。
2011.03.07 12:32 | URL | #.//Hucbg [edit]
バデ母 says... "執事どのへ"
IVM単体での通年投与はもはや治療とは言えないよなーって(苦笑)
特に、モキシ通年投与で「陰転をめざす」って軽々しくいうのはカンベンかも(爆)
そして「陰転したらもうなんでもない」って言うのもやめて~(汗)だな
「病気じゃない」っていうのも、正しく理解していないと「じゃ大した事ないって意味かな?」って
間違って受け取られるとかえって逆効果なので、言わないようにしてます(苦笑)

ま、減虫はしていると信じている(笑)というか、デンビィ程度で大して変化ナシだったら
それこそガンガン歩いてバンバン走ってる皆さんはえらいこっちゃですよ
今日元気でいられることがキセキみたいなコもいるんだわねきっと。。。

本当はもう少し早く引き取って、2ターム目をやらずにMELで殺虫もアリだったかなーとか
今更思ったりして。。
ほんとド素人でも調べりゃここまで資料集められて知ることができる
そういう世の中で対処できることに感謝ですv-222

ちなみに。
知ってる先生は、知っている(DOXY)
やってる先生は探せばそれなりにいるのじゃないかと思っているですよ
全国に散らばっているであろう同級生に連絡とってみ!って先生けしかけてみたら?笑
2011.03.07 13:06 | URL | #.//Hucbg [edit]
たの子 says... "でんちゃんおめでとう"
昨日、Kさんにデンちゃんのおめでた(誤解を招きそう)を聞いてとてもうれしくなりました。
でんちゃんの性質・病気に対して、ここまで愛情と信念もって対応してくださる方って、バニ母さんしかいないような気がしていました。
でんちゃん良かったね。嬉しいね。
フィラリアの話も、ダイエットの話もすごく勉強になりました。
すごいなぁ~。バニ母さん。
2011.03.07 13:44 | URL | #P05eae5U [edit]
バデ母 says... "たの子さんへ"
ありがとうございます♪

でもー、全然すごくないですv-430
私、しつこいので(爆)何とかなるものなら何とかしたいと思っちゃうv-355
殺処分を逃れたこと=シアワセでは、決してないと思うので。
せっかくの大事ないのち、コチラが知ることで守れるのなら、とことんやりたいじゃないですか。
そして、とことん向き合って寄り添いたいじゃないですか~。
一頭でも多く救われればいいというのもたしか、でも
数に囚われると見えなくなるものがあるとも感じています。

デンビィ・・・まだヘソ天も出来ないんですよ~v-395
かわいいから全然いいんだけど(笑)
2011.03.07 20:44 | URL | #.//Hucbg [edit]

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