パブ店長はレスキュー犬!

保護犬たちとの日々の暮らしと、想うことを、ありのまま。

“ 完全なるフィラリア陰転 ” のお墨付きが!

あぁ~2週間も経過してしまった ・・・

2週間ほど前に、デンビィはフィラリアの検査をしてきました


今シーズン終了後の年末にでも ・・・ って予定だったのですが
ちょっと訳あって 早めの検診ということになりました


3月の抗原検査で 既に (-) になっているデンビィです
ただ、1度の検査で陰性判定になったからといって
成虫が完全に駆除されたということにはならないので ( 運がよければそうなってるってだけ )


今回の検査の結果は ふたたび (-)

そして レントゲンとエコーでも全く問題なし!


エコー画像を見ながら、先生は思わず 「 素晴しい! 」 と言っちゃってましたよ (笑)

もっといろいろと詳しい検査をすれば、微細な変化は見て取れるのだろうけれど
別にそこまで求める必要のない程度の状態のまま (つまり症状の悪化がほぼ認められない)
無事に陰転できたようなんですね

血液検査でも 腎臓、肝臓の数値に全く問題なしで☆
( フィラリア症は腎臓や肝臓にも悪影響を及ぼします )


先生が、赤ペンで大きく

フィラリア(-) と書いてくれました!!!



今度こそ、えぇ今度こそ
何も心配することなく、誰に ( ← フィラリア?爆 ) 遠慮することなく
思う存分走らせてあげられます!




・・・ なんだけどー  今度はバーニーの跛行が 。。。





ちょっと上手く行き過ぎな感じがなくもないのだけど
非常に理想的なかたちで デンビィのフィラリア症の治療は終了しました



こんな例もあるんだよってことで ・・・ おしまい!





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あっという間に ・・・ フィラリア陰転!

もう2ヶ月以上も前の話なんですけどね ・・・

治療開始から8ヶ月で 陰転 しましたの~ デンビィ



思わず記念にもらってきちゃいましたよ(爆)
抗原検査キットでんちゃんの ↓

フィラリア検査結果2011_03_30




これ、弱陽性だと空色の “ ぽち ” がもうひとつ
強陽性だとさらにもうひとつ つくんです
イメージ的には ・・・ ( 上の写真を加工 )
                   ↓
    
フィラリア検査結果2010イメージ


1年前のデンビィはねぇ~
こんなふうに3つめの “ ぽち ” がうっすらだったんですよ!



その状況からは それなりに深刻な状態なのでは?
という予測となりました
なにしろ当時は “ とても軽い症状だ ” と伝えられていたので
正直えーーーーーっ! って感じでした

この抗原検査、陰性とか陽性とか ナニがどうなっているのか?
ということですが
フィラリア成虫の メスの分泌物 に反応している んだそうです
↑ ↑ ↑ ココ大事っっ!

分泌量が多ければ多いほど “ ぽち ” が出やすいということ
虫の数とは必ずしも比例しない ってことなんですね
もちろんメスの数が多ければ それなりに分泌量も増えるんでしょうけど
一匹あたりの分泌量が多いメスなら 数が少なくても強陽性もありえるし
逆に言えば 場合によっては
オスがそれなりの数いても 弱陽性判定になってしまう可能性も ・・・
( 少数のオスだけの場合、陰性もありうるらしい )


なので 陽性判定が出たら、ほかに詳しい検査をして
出来る限りの症状の把握に努める必要があります





ということで その後、レントゲンとエコー、心電図など 詳しい検査を実施
抗原検査とは逆に ・・・ ひょっとしたら大したことないかも? という
ちょっとうれしい誤算的検査結果となりました

レントゲンに写った肺は 健康そのもの!とは
ちょっと言えない状態になっているということでしたが
心臓肥大もしていない上、心電図も美しい ( 笑 ) ライン
( ↑ 実は治療の結果、さらに心臓が小さくなりました! )

いつもですけど 先生は聴診も超慎重に ・・・ 笑
肺音も心音も問題なし!ということ

エコーでは ・・・ 1匹だけ見えました ・・・ フィラリア成虫が

フィラリア成虫は 長さ20~30センチにもなる長い虫
よく “ そうめんのような ” って喩えられますが
とても硬いそうなので そうめんというよりは 冷麺 に近いかも?

そのフィラリア成虫、エコーでは   のように見えます
イコールのような、カタカナの “ ニ ” のような、漢数字の “ 二 ” のような ・・・
でもエコーって全体的にザラザラしてる画像で
素人にはよくわからない ( 苦笑 )
でもでも それでも = は見つけやすいと思いました



ちなみに ・・・
蚊と一緒で(?) フィラリアは夜行性のようです
夜遅くのほうが 虫体の数をより正確に把握できるらしい 。。
肺動脈の中で ( 奥ぅ~のほうで ) 動いているので
エコーに映る数がすべてではありません 


このように いろんな検査結果から一体どの程度の虫の数なのか?
どの程度その虫が 体に悪影響を与えているのか?
現在の症状は? 今後の病状の変化 ( 悪化 ) の予測は??
などなどを把握&予想していきます

その上で 最良の治療方法をきめていきました 


そして 去年の8月1日から治療を始め ・・・ たった8ヶ月で陰転です


陰転 ・・・ バンザーイ!!


ですが。


陰転 イコール 虫ゼロ ・・・ ではないっ!


ということを 改めて心にとめておかねばなりません

虫がゼロではないということは
ひょっとしたら まだ虫が体内で生きているかもしれないということ


へ?そうなの?? 陰転したら虫ゼロなんではないの!?


って思いたいところですが。

陰転とは あくまでも抗原検査で “ ぽち ” がひとつになったってこと
↑ の抗原検査のしくみからすれば ゼロとは限らないのですね 。。

特に デンビィの治療で使ったドキシサイクリン
これは ボルバキアをコントロールするクスリなのですが
結果的にメスがオス化しやすい ( 不妊化する ) といわれています

ドキシサイクリンてなに? ボルバキアって??
という方は こちらの記事を読んでくださいね



ですので、引き続き
あまりに急激かつ長時間の激しい運動は避けなくては 。。
ランで走るのも、徐々に解禁ですよ
走らせるけど、休み休み
そして その後の容態の急変など
決して見逃さないようにチェックチェック! です!!

とはいえ デンビィの場合
治療の途中で再び レントゲンやエコーで詳しく検査した際に
治療開始前よりも症状が好転していたので
虫がゼロでなかったとしても かなり少数であることは確かだろう
ということで
あまり気にしなくてもいいよー と先生には言われております

だから とりあえず散歩のキョリとか時間の長さとか
散歩に出かける時間帯とか ( もう暑いくらいの日もあるから )
そういうのは全然気にしなくて良いのでうれしい☆


そういう訳で 検査後も 「 通年投与 」 のスタイルで
そのまま今シーズン終了時まで過ごしてます
( ドキシサイクリンはもう飲んでませんよー )
で 年末 ( 今シーズン終了後 ) にもう一度抗原検査をしようか?
と先生とお話ししております





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死因は今も昔も変わらないかも

数日前の新聞に
忠犬ハチ公の死因に新たな知見が加わった という記事が載っていました
ガンの疑いもあることが 最近の調査でわかったそうです

MRIで撮影してみたら 肺と心臓にたくさんの腫瘍がみつかり
それが悪性腫瘍だったんですって


じゃぁ今まではどのように考えられていたのかというと ・・・


ハチ公は1935年3月8日午前2時に死に
東京帝国大学農学部獣医学科で解剖された。
当時の記録によると、死因は犬糸状虫が寄生するフィラリア症。
心臓や肺動脈にかけて寄生していた。
  2011.03.02 朝日新聞朝刊より

↑ ちなみに “ 胃の中には竹串が4本見つかったが ・・・ ” とも ( 爆 )
   なかなかやるな~ハチ公 ( 笑 )



ふーん 。 ハチ公はフィラリア症だったのか 。。
ハリウッド映画にまでなったというのに
ハチ公の詳しいことは全然知らなかったので(汗)


それにしても、ハチ公の死から80年近く経っているけど
今も昔も死因というのは 大きくは変わらないのだなぁと感じました
ガンも心臓病もとても多いですから
( フィラリア症も心臓病のひとつですよね )

罹患頭数とすれば
今はフィラリア症のコは確実に少なくなっているでしょうけれど
保護犬と関わっている人たちにとっては
いや~まだまだ という感覚だと思います
実際 保護犬でフィラリア感染しているコは後を絶たず
いのちを持っていかれるコも少なからず ・・・


ただ 元をただせば
きちんと管理すれば確実に防げる病気であり
万が一感染してしまったとしても
適切に正しい治療を施せば 大事に至らない病気でもある
( もちろん例外もあり )

逆に 甘い認識や間違った見識で放置したなら
“ 無症状だから大丈夫 ” などと見過ごしたなら
知らないうちにじわじわと症状が進み 気付いたときは時既に遅し
カンタンにいのちを持っていかれる とても怖い病気である

要は 飼い主 ・ 保護主 ( プラス、獣医師 ) 次第 ・・・ かと?

飼い主 ・ 保護主としてきちんと向き合い ← 素人といえど、ちゃんとお勉強して
信頼できる獣医さんとともに闘うべし!と思います







さて 我が家の保護犬、デンビィも
やはりフィラリア(+) のコ 現在治療中です

月に一度病院に行き
心臓の音や肺の音などをチェックしてもらいます

  * 時々、里親募集などで 「 心雑音なし 」 というような記述を見かけますが
    心雑音はかなり症状が進んでからになります
    雑音でいうならば、心音より肺音の変化のほうが先です  




待合室で2


2月末に行ったときには なぜかでんちゃん
待合室の椅子の下に隠れてしまい ・・・ う~ん?



こうした方法検討の末 現在治療をしていますが
今のところ 経過はとっても良好♪

治療は4ヶ月を1タームとする方法で
イベルメクチン ( フィラリア予防薬といわれるもの ) とともに
1ヶ月目 ( 28日間 ) だけは ドキシサイクリン ( 抗生剤 ) を毎日2回飲むというもの


今月で2タームが終了します
2ターム目に入る前に レントゲンで心臓や肺の状態を確認し
治療開始前と比較してみたところ
ほんのわずかですが 心臓のサイズが縮小していました
フィラリア症が進むと 心肥大になりますが
デンビィは全然そんな状態ではなくて “ フツーサイズ ” といえる心臓でした
それでも少し小さくなるということは 
やはり 「 なんでもない 」 と思っても決してそうではないのだということ
フィラリア症の怖さはそこにあるんだということを痛感しました


散歩は普通に毎日楽しんでいますが
本来のデンビィのタイプからしたら 控えめに
そして走らせることなどはしないようにしています
いわゆる 運動制限をかけている状態 です

大好きだけど ・・・ ドッグランなども厳禁!!!
何度でも言いますが
勉強不足で以前走らせてしまっていたことを 非常に後悔しています


American Heartworm Society のガイドラインには
このような記述があります ↓ *バデ母素人訳による

===================================
 フィラリア症の犬を効果的に管理 ( 治療 ) するためには
 宿主である犬と寄生するフィラリアの関係を充分に理解する必要があります。
 虫の数が疾患の重症度に影響するのはもちろん
 同じか、もしくはそれ以上に
 その犬の活動レベルというものが重要になると考えられます。

 外科的移植により ( = 研究のために、わざと )
 50匹のフィラリア成虫を感染させた上で運動制限をかけた犬
 14匹のフィラリア成虫を感染させた上で中等度の運動を許可した犬に比べて  
 臨床症状が現われるまでに長い時間を要し、また
 肺血管抵抗が低いということがわかりました。
===================================


臨床症状が現われるまでに長い時間がかかったということは
もちろんそのまま
フィラリア症の症状が進行する速度が遅かったということ
また
肺血管抵抗が低かったということは
血管が虫で傷つけられることが少なく、血流が良好だったということ


「 心雑音があるから 」 「 心肥大しているから 」 「 咳をしているから 」
だから運動制限をするのではないのです


“ 無症状 ” を含む
すべてのフィラリア症の子は運動制限が必須
 だということを
この記述と研究結果は示しているのですね





来月 3ターム目に入る前に・・・

今月末 フィラリア抗原検査をして
万が一のキセキ ( = まさかの陰転 ) にチャレンジです ( 笑 )
まぁ、さすがにソレ ( = まさかの陰転 ) はないでしょうけど 。。。 おそらく 。






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よかったら コチラのカテゴリ を読んでね~





フィラリア治療の経過報告

やっと時間とか気温とか
気にせず散歩に出られるようになって来ましたね

温度 ・ 湿度の変化にかなり敏感なデンビィ
毛が薄いもんねぇ~

それにフィラリア症で 肺がすこし傷んでいることで
空気が重いと 途端にハァハァしますので
そのあたりは気をつけてあげたいところです


フィラリア治療経過1



さて そのデンビィですが
8月からフィラリア治療を始めています
・・・ といっても ただ錠剤を飲むだけですけど

たかがフィラリア されどフィラリアでしてね
フィラリア症はナメてはいけないのですよ

ということを思い知った身としては
常にデンビィの行動をチェックするのに神経を張りつめていますから
勢い やや大げさっぽい書き方に感じられるかもしれませんが
そこのところはご勘弁願います


もし 久しぶりにおさらいしようか  と思ってくださる方は

フィラリア症の治療 のカテゴリー をご参照くださるとうれしいです





実際 治療中の様子はどんなであるか?ということですが
今は月に一度のフィラリア ( 予防 ) 薬しか飲んでいない
( つまり基本安静にしているだけで 何もしていないに等しい ) ので
とっても元気で 精神的にも安定しています


おさらいになりますが 最初の4週間だけは
朝晩、毎日錠剤を飲むんですね
ということで 8月頭からの4週間は
毎朝晩、ドキシサイクリン ( 抗生剤 ) を飲んでいました

おっと その前に、もちろん月イチのフィラリア薬も!
この薬なのですが それまで飲んでいたものと違う種類になりまして
簡単に言うと “ 強い ” 薬に変更になりました

それを初日の朝だけは 抗生剤と一緒に飲ませて安静に 。。。
夕方 少しだけお散歩しました

一般的には フィラリア陽性のコには飲ませちゃ危険
といわれている薬です
もちろん獣医師の診断の下 与えることが許されているのです
念のため ・・・


夕方まではなんでもなかったんですけどねぇ
夜になって 結構ハァハァが激しくなっちゃって

ノンビリとはいえ やっぱり散歩がいけなかったか!?
それもなかなか治まりそうもなくて ・・・ 

でも 脈はまったくもって正常!だったんですよ!!
ドキドキ鼓動が早くなって ハァハァしているわけではないのです
呼吸だけがしづらいような状態ですかね

車で10分ほどのところに夜間診療所があり
何かあれば 夜中でもすぐに診てもらえるので
その日はしばらくそのまま様子を見続けることにしました
( この日はすぐ横のソファーで就寝


翌朝にはもうすっかり落ち着きを取り戻したデンビィ
その後も ごくたまに ( 1ヶ月に1回くらい ) 同じような症状が現われるものの
基本的には大きな変化はありません

月に一度は診察を受けていますが
現在のところ 心音も肺音も問題なし
順調に治療が進んでいる感じです


ただですね 毎日飲む抗生剤がちょっとクセモノ
ヒトのフィラリア症治療の資料なんかには ( 同じドキシサイクリンを使うの )
副作用として吐き気があると書かれていたりするのですが
デンビィもやっぱりそんな感じ??
食欲がわかなくて 食べさせるのに苦労しました

今なんて ゴハンが嬉しくてバタバタしちゃうくらいなのに~

あ、特に今は “ 食欲の秋ですから! ” って感じなのか?? ( 爆 )



この抗生剤 次は12月のあたまからの予定
既に現段階で ウマウマなトッピングを多数用意しているのですが
( いぬ親様決定のあかつきには そのままお譲りしますよ~
今度はどんな感じだろうか~






そんなデンビィ連れての旅行 ・・・ 無謀?
うん、だから “ 限りなく普段どおり ” でアレンジしてみたのです
その様子は追々~

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治療の選択(3)ボルバキアってなに!?

治療の選択(1)の記事に書きましたように

治療方法は主に3種類に分けられます

1.メラルソミン(ヒ素系の薬)の注射
2.釣り上げ手術
3.何もしない(フィラリア予防薬のみ)

これらを組み合わせて治療することも多いみたいです
(そのあたりが病院や先生の腕のみせどころのようで・・・)


で、実際のデンビィの治療方法は 3.に近い・・・・・・・・・
が、実際のところ 3.とは似て非なるもの!
1.と3.のメリットを足して 3.のデメリットを半分にした
ような方法なんですね

なにが違うのかというと・・・
ドキシサイクリンという抗生剤を使うのがキモ!

じゃあ いったいこのドキシサイクリンで
なにをするのかといえば
ボルバキアをやっつけてもらう のがお仕事

ボルバキアってなに!? →→ コチラにおまかせしまーす

私なりの解釈では。。。
フィラリアは ボルバキアという細菌に支配されてしまっていて
いわば“体を乗っ取られている”状態
ボルバキアって、乗っ取った相手を
自分の都合のいいようにコントロールして
いかに栄華を極めて(?)生き延びるかってことが実現できちゃう
ちょっと怖いけどスゴい能力の方々・・・汗
で、そのボルバキアを もしやっつけることができると
フィラリア自体も生きていけなくなり 死んでしまうという・・・
生きていても 生殖能力がなくなり
新たにミクロフィラリアを放出できなくなるそうで・・・

つまり、フィラリアの殺虫薬(メラルソミン注射)を使うことなく
フィラリアを駆除できる(可能性&確率が高い)方法☆


また デンビィのような“ドキシサイクリン治療中の陽性犬”から
蚊が吸い取ったミクロフィラリアは
その後再び蚊が犬を刺すことで 犬に移るものの
成長できずに成虫になることがなかったそうです
フィラリアのライフサイクルについては コチラのビデオをどうぞ



この ドキシサイクリン(+ イベルメクチン)による投薬を
併用することで 肺病変や肺動脈塞栓のリスクも
軽減もしくは回避できることが研究でわかったので
上記1.の治療に際しても使いましょう!というようなことが
AHSのガイドラインにも出ています

余談ですが ・・・ ↑ この“研究”がまさに、あの文献です




となると デンビィの治療法としては
1.の注射にドキシサイクリンとイベルメクチンの組み合わせが
最強!ってことになります

が。

ドキシサイクリンとイベルメクチンだけでも 78%の成虫を
駆除できたという文献を見つけ・・・
どうやら その組み合わせだけでも
陰転までの期間がかなり短いらしいという臨床情報を先生が入手し・・・
その文献が ある意味裏付けられるかたちとなりました
まぁね、あくまでも実験&研究の成果(文献)だしね
臨床データも、だからってデンビィにも
同じように当てはまるかはわからないしねぇ

正直かなり悩みましたが。

最終的にメラルソミン注射はやめました
決定打は“デンビィのQOL”

メラルソミン注射は 食欲不振や吐き気が起きやすいという点
タダでさえ食が細めのデンビィ
食べる気力がなくなるのは目に見えている感じ
それでは免疫低下など 違う面でも心配が出てきてしまいます

また、いくら血栓塞栓のリスクが低くなるとはいえ
やはり「絶対安静」は基本的に必要
ただ激しい運動をさせちゃいけないってことじゃないです
血流量を多くしちゃいけない ってことだから
バーニーとのガウガウも、この時期の暑さでのハァハァも
ダメってことなんです
デンビィは大人しくて良いコですけどね
それでもこうしたこと全てを排除した生活は
避けられるなら避けたほうがデンビィは楽しいはず
*・・・といっても、現在の運動制限でも極力回避!しています!!
 ただ“禁忌(絶対ダメーッ)”っていうのとはレベルが違いますな・・・

そうしたことを考え抜いた末
そこまで激しく制限をかけなくても良い
現在の治療方法の選択に至りました


ちなみに ドキシサイクリンを4週間投与したあと
3ヶ月間はお休みするのは
ボルバキアを90%除去した状態が3~4ヶ月継続する
という研究結果によるものです





こうした研究、非常にありがたい研究です・・・・・・








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治療の選択(2)具体的な治療方法

本格的な治療を開始すべきじゃないか? と行動を起こして丸2ヶ月
紆余曲折ありましたが
8月あたまからフィラリア治療を開始したデンビィです

ここで 具体的な治療方法をご紹介

といっても、獣医療も日進月歩ですので
2010年現在でのことですし あくまでも
“デンビィにとって最適だろう” と思って選択した方法ですので
あしからず。





“積極的な治療”といっても
実は 治療のためのお薬を飲むだけです

通常、どのコもみな 月に一度フィラリア薬を飲みますよね
デンビィも同じように 月イチでフィラリア薬を飲みます

違うのは そのときに一緒にステロイドも飲むことと
もう一種類 変則的(いやある意味規則的だ。。)に
飲む薬があるってことだけ


フィラリア薬には数種類あるのですが それは
“どのタイプ(ライフステージ)のフィラリアに効くか?”の違いです
タイプ?と思った方は コチラのビデオをどうぞ

フィラリア症でないコは 基本的にはどれを飲んでもいいので
病院で出されたものを飲んでいれば大丈夫です


デンビィは 治療にあたってイベルメクチンに変えました
(商品名はイベルメック、カルドメックなど)
俗に言う“いちばん強い薬”でして
おおざっぱに言うと
効き目のあるフィラリアのタイプが多い(守備範囲が広い)んです
ただ そのために注意が必要で(フィラリア陽性のコは)
体調の急変を抑えるためのステロイドを
かならず一緒に飲ませます
そして安静にして1日をやり過ごします

それから もう一種類の薬について。
ドキシサイクリンというお薬を
朝晩2回、4週間連続で投与します
その後3ヶ月間お休みした後、また4週間同じ投薬をします

このサイクルを続けていきます
(塩酸ドキシサイクリン、商品名はビブラマイシンなど)

これで 激しい運動はしないように という運動制限付きの生活で
1年~1年半での陰転をめざします(あくまで目標です)
ですので いぬ親(希望者)さまには
こうした治療を継続していただくことが
譲渡の条件となります

*デンビィはうちのコになりました


ドキシサイクリンの効能といったらいいか
この薬の役割や 使う意味や必要性について・・・

最近の研究によって この薬を治療に使う(併用する)ことが
治療における様々なリスクとワンコの負担を軽減し
フィラリア陰転への早道でもあることがわかったみたいです

この治療法を選択した経緯とともに
改めて別の記事に書きたいと思います






デンビィのように 治療でドキシサイクリンを使うというのは
わりと新しい方法です

ドキシサイクリンについては
アメリカの学会のガイドラインに掲載されていて
日本でも フィラリア症の多い地域の病院では
こうした治療法がメインになりつつあるようだという話を聞きました
(ちなみに ヒトのフィラリア症の治療では
すでに一般的に使われているようです)

ただ フィラリア症の進行具合によって
症状も様々、治療の効果や反応も様々なため
絶対的な治療法が確立されているわけではなく
(だからあくまでも“ガイドライン”)
病院や先生ごとに 手探り状態で対処しているようだというのが
かかりつけの病院の先生の実感のようです


バデ家地方・・・かなり田舎なんですが(苦笑)
ここ数年で フィラリア症の患畜はかなり減っています
(潜在的にはまだまだ多数だと思いますが)
なので デンビィがお世話になっている先生は
地方の(まだフィラリア症の多い)病院などに声をかけ
最新の治療法などについて 一生懸命調べてくださいました
そしてこれまでの症例や実績とあわせ 比較検討し
治療の方針を決めていきました

私も素人ながら いろいろと調べ
最近の研究の文献などを入手しました
そこで最終的に(先生と)お互いに一致したのが
ドキシサイクリンを使う治療方法でした


ちなみに最新のガイドラインは ↓ こちらから入手できます
American Heartworm Society
(PDFも入手可!)
AHSガイドライン
英語が得意な方はどうぞ!
私は・・・サッパリなので さっぱりわからん(笑)
ま、だから先生から日本語版をいただいて熟読しましたがね







東京とか もっと都会ではフィラリア症なんてないのかも~?笑
だから 最新の治療法について知らない獣医さんも多いかも??
まぁそれって 仕方ない部分もあると思うんですよね
診る機会のない病気の治療法までは手が回らないでしょう
絶対に知っておかなきゃいけない知識と
そうではない知識って 各々あると思うので・・・
(これは、自身の資格者としての実感でもある)

じゃあ・・・どうする?だからどうする??なのであります











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治療の選択(1)症状と治療のマッチング

フィラリア症の治療法として いくつかの方法があります
といっても 実際は大きく分けると3種類しかありません
これらを組み合わせたり ほかの薬と併用したり
病院や先生によって、またそのコの症状によって
実際の治療は様々なようで
デンビィの場合も同じく
この3種類の方法を検討するところから始め
最終的な治療方法の選択へと至りました


1.注射駆除 *AHS推奨療法
(AHS・・・American Heartworm Society)
メラルソミン二塩酸塩というヒ素系の注射を打つ方法。
1回目の注射後、1ヶ月以上おいて2回目 その24時間後に3回目
計3回の「3回注射プロトコール」が推奨されている療法
*以前は2回だけの方法が主流だったようですが、現在は3回です

【メリット】
なんといっても虫体の駆除率が高い
↓の2.と比べ、麻酔のリスクが無い
【デメリット】
ヒ素を体内に入れるリスク(まれにヒ素中毒も)
痛み、吐き気、食欲不振など副作用が多い
肺動脈塞栓症など重篤な障害が出るリスク
治療期間中を通しての“絶対安静”


2.外科的手術
“つり上げ”とか“つり出し”とか言う方法。
頚静脈などから鉗子(フレキシブルアリゲーター)をつっこみ
右心房や肺動脈にいるフィラリア成虫を絡めとっては釣り出す・・・を
何度も繰り返すことで多くの成虫を摘出する

【メリット】
1.に比べ、ヒ素という毒物を体内に入れるリスクが無い
1.のような副作用が無い
【デメリット】
麻酔のリスク
完全に駆除できなかった場合、残っている成虫の数しだいでは
1.同様に肺動脈塞栓症のリスクや
相変わらずフィラリア症が進行するリスク


3.何もしない
フィラリアの薬を飲むことで
予防をしながら虫が弱っていくのを待つという方法
そもそも“何もしない”が治療なのか?って話ですが
症状により、1.や2.のようなリスクを冒せないコもいます

【メリット】
上記のような 治療に伴うリスクが無い
【デメリット】
いつ死ぬかわからない虫体の寿命をひたすら待つことで
虫体が生きている間中、心肺などを蝕まれること
フィラリアの症状が進行するリスク


既にかなり進行し、また ほかの病気のために
かえって治療が仇になる可能性があり
治療したいけど出来ない、というコも実は多いです
たとえば、フィラリアのせいであってもなくても
肝臓が悪いコは 1.の方法は適さないし
心臓が悪いコは 2.の麻酔自体が危険です

もし それでも出来る限りの可能性に賭け
治療をするとなれば それなりの危険が伴います
もちろんその場合には 上記の治療に加え
様々なリスク回避の方法をとりつつ、ということにはなりますが・・・


だからこそ そのコのフィラリア症の現状を
きちんと抑えておかなければならないし
(といっても“推定”の側面があることは否めないけど)
早い段階で治療できればそれに越したことはありません
とはいえ 治療法の選択は慎重を極めますし
ある意味“賭け”の部分も生じます
どの選択をしても その“賭け”の部分に対する
リスクマネージメントも事前にしっかりとしておく必要があります




*以下ガイドライン更新にともない若干記載変更をしています(2012.06 追記)

治療法を選択する上で不可欠な 現状把握
AHSのガイドラインでは3段階プラス1の 4種類に分けています


フィラリア臨床症状区分2012
                          ↑ Current Canine Guidelines 2012 より


治療法を自由に選択できるのは
最初の段階 (Mild だけ) だろうと思います
それ以上のクラスでは 相応のリスクを伴うものと
覚悟の上で治療しなければならないでしょう
もちろんそれは私の素人考えですので
かかりつけの獣医さんの判断によりますが。

実際、かなり重篤な状態のコであっても
全く問題なかったり、大丈夫だろうと思ったコが
思わぬ機能障害を起こしてしまったり、なんて話も聞きました
小型犬に比べて中型犬、大型犬のほうが
体力があるので治療の影響を受けにくい、とか・・・

20センチ以上にもなるフィラリア成虫は
小型犬だからってその大きさは変わらないので
成虫1匹あたりの犬に対する影響は
確かに小型犬のほうが大きいでしょうね
これは治療云々のハナシではなく
フィラリア症になってしまったときには
小型犬のほうがえらいこっちゃ!ってことを意味します

全身症状をみつつ、リスク回避の薬をプラスしながらの治療
結局は獣医師の技術と経験によるところが大きいのかなと・・・
だからこそ、不測の事態が起きたときの対処法も教えてもらい
納得した上で 飼い主(保護主)の責任において
治療方針を決定するべき
だと思います
「先生がそういうなら~」って軽く考えないでね

また、4段目 (Caval Syndrome) の症状が発症した場合は
ただちに外科的手術(2.のつり出し)をしない限り助からないそうです


ちなみに。(上から順に)

Mild <軽度> : 無症状、または咳

Moderate <中程度> : 咳、運動不耐性、肺音異常

Severe <重度> : 咳、運動不耐性、呼吸困難、肺音・心音異常、
         肝腫大、失神、腹水、

Caval Syndrome <大静脈症候群> : ヘモグロビン血症とヘモグロビン尿症
                            を伴う突発的な虚脱


<軽度>から<重度>までは まぁ順に進行するのでしょうが
<大静脈症候群>だけは別格で
必ずしも症状として表れるわけではありません



これでいくと、デンビィの現状は <軽度>です
ごくたまに 咳をする程度
運動不耐性や肺音異常はありません

なので治療方法はどれでもOK!なクチ(笑)
でも 結局どの方法を採ってもリスクがあるんですよ
逆に迷ってしまいました
とは言っても 何もしない3.は論外だし
成虫の数がそれほど多くないと推測できているので
2.の手術も現実的ではない・・・

ということで ガイドラインの推奨どおり
1.の方法を選択する方向でまとまりそうだったのですが
1.と3.のメリットを足して 3.のデメリットを半分にした ような
デンビィの実際の治療方法に落ち着いたのでした (つづく)



フィラリア治療第一段階終了!のデンビィ☆

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治療の選択と実験ビーグル

デコの血管肉腫のときにもいろいろと調べましたが
今回のフィラリアについては もっと調べまくりました(笑)

その違いは
んー、血管肉腫は正直 ほとんど治療しようが無いから
病気自体のことを調べてもねぇ・・・
それよりも お別れの仕方とか心の持ち様
デコのQOL維持に関することの情報入手へとシフトしましたね

それに対して
フィラリアも 待ったなし!だけど
上手く手を打てば いのちを持っていかれることは少ないし
とにかくフィラリア症で苦しんでいるコはまだまだ多いので
デンビィに限らず
この先出会うであろう仲間たちにも 有効な知識なハズなので~


素人のクセに・・・文献にも手を出し(爆)
その中で そうした研究に
実に多くのビーグルが使われていることを
改めて実感しました

ひとつの研究に 何十頭ものビーグルが使われます
私が調べた(実際に読めた)文献はフィラリアの治療に関するもので
たまたまみんなビーグルでしたが
研究内容によっては 違う犬種や動物も使われるでしょう
(最近は猫フィラリアの研究も盛んなようですね)

ただ ビーグルは実験のために生産もされていますので
やはり実験・研究に使われる犬としてはダントツだろうと思います

実験?生産??と思われた方は
“実験ビーグル”とか“生産ビーグル”とかで検索してみてください



↓ 以下、ちょっと衝撃的かも?な内容も含んでいますので
  読みたくない方はココでおしまいにしてください。


フィラリア症をナメてはいけない

知っているようで、実はきちんと知ってはいなかった
フィラリア症のこと

デンビィの治療方針を決めるに当たって 思い知りました


治療するのに 決してたくさんの選択肢はありません
そして、ある意味 「正しい選択肢」 も あってないようなもの


仮に選択肢がひとつしかなかったとしても
それが 「正しい選択肢だった」 と断言できるのは
問題なく治療を終えられた後の結果論でしかないのだなと痛感し ・・・




 
治療しなければ、もちろん病状は悪化しますが

治療をしたとしても、損傷した部分は損傷したまま
元には戻らないこと

どんな治療方法にも それぞれ相応のリスクがあること

治療の選択を見誤れば
健康だった部分の身体機能を侵すリスクもあること


つまり、必ずしも
フィラリア完治(陰転) = バンザーイ!!
ではないってこと

そういったことを知るに至り
調べれば調べるほど治療法の選択に悩むことになりました

そして、フィラリアに感染させてしまうと どんだけタイヘンかって
うっかり 「飲ませるの忘れた~」 なんて とんでもないって
いやホント フィラリア予防を怠るのは罪ですよって ・・・ 思いました


ゆっくりじわじわと進行するからでしょうか
かなり重度になっても 結構見た目は元気だから!?
悪性腫瘍のような深刻さは無いし
“せっぱつまった感”が全くないですよね 世の風潮として
でも 放っておけば死に至るという意味では
ガンなんかと全く一緒なんですけどねぇ
それに 心臓病の一部(一種)って捉え方もあるしね



正直、私もきちんとお勉強するまでは
陰転しさえすればいいんだと思い込んでいたし
今、症状が出ていなければ
元気なコと何も変わらないと思っていました
だから時々思いっきり走らせたりしちゃってね ・・・

これは大きな間違いでした。

いや、デンビィのような“ほぼ無症状”な軽度のコが
月に一度程度思いっきり走ったからって
そのせいで、すぐさま症状が悪化するかっていったら
そんなことは無いだろうと思うんですよ (可能性はゼロじゃないです)
でも、なら制限しなくても変わらないからいいじゃん
という発想は違うんじゃないかと思います




こちらの会社 でフィラリアについてまとめた資料があります
           ↓
『犬の心臓病』 の中のフィラリア症の項目は
とてもわかりやすく 簡潔に書かれていますので
概略を掴むのにはいいと思います




それから もっと詳しく出ているのが ↓ こちらのビデオ
(1)概要 (2)感染犬と蚊 (3)ミクロフィラリア (4)感染後の進行
*余談ですが。
 ビデオの中に何度も「かんせんしちゅう」という言葉が出てきます
 文字にするとわかりやすい!「感染子虫」のこと
 私は「こむし(子供の虫だから)」と読むのかと思ってました(爆)
 だから最初ハテナでした(汗)




これらを見ていただくと
たしかに甘く見てはいけないんですね って
思うと思いますよー。






さて。

この先、フィラリア症について
自分の勉強したことを忘れないために記録していきます
あくまでも2010年時点でのことですし
単なる素人飼い主ですので
ビミョーに間違いもあるかもしれないですけれど
デコの血管肉腫の記録同様
ちょっとでも 誰かの役に立てるかも?
とも思って ブログ記事として公開していきます

これは 私にとっての保護活動の一部です

我が家では 何頭も預かりっコを抱えることが出来ません
出来ないし、したくない というのが本心です
頭数が増えれば どうしたって個々に向き合える時間は減りますから

減らしても、我慢させてもなお もっと数多く救うべきか?
これは正解も不正解も無く 人それぞれの考えがあると思います
すべての犬たちを救えない以上
私は運良く助けられたいのちに きちんと向き合いたいと思っています
そのかわり 預かったコは精一杯お世話するし
そのコが病気なら たくさんたくさん勉強して
先生と一緒に より良い状態へもっていけるようにします


センターに持ち込まれる犬たちの中には
病気を抱えているコも少なくありません
「もう治らないから」といって捨てられるんですね
確かに治らない病気もあるけれど
もっと早く気付いてあげれば治ったかもっていうコだっていたはず
(そもそも捨てる理由にはならないけど)

こういう記事を上げることによって
知らなかった人が知ること、気付くことで
もしも捨てられるいのちが一頭でも減るなら って
本人がどうこう、でなかったとしても 地域レベルで
少しでも“飼い主力(かいぬしりょく)”が向上すれば
捨てられるいのちは減るかも っていう思い上がりで
書いていきます




私がお手伝いしている デンバニがお世話になった ちばわん は
“殺処分ゼロ”をめざして という趣旨で活動をしていますが
私個人的には どうせならもっと先の
“いのちを捨てない”社会をめざしたいと思っています

捨てられなければ 殺処分も要らないのです
飼い主一人ひとりが正しい知識を身につけ(一緒にマナーもね)
地域ぐるみ、街ぐるみでボトムアップをはかれば
捨てられるいのちは確実に減ると信じています



*現在保護活動には参加していないため、一部現実とは異なる記載が含まれていますが
 考え方の根源は変わっていないのでそのままにしておきます。
 地域の中で、捨て犬猫の実態や保護活動、フィラリア予防の大切さなどを
 個人的に、折りに触れお話をさせていただいています。 2012.06 追記

 
 
 






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やっと半分 。。。

フィラリア症の治療を始めています デンビィ

今は毎日、朝・夕2回 お薬を一粒飲む日々
これを4週間続けます


デンビィのおくすり


抗生剤の山~~~!

手前のはフィラリアの薬(とステロイド)です
これは普通のコたちと同じ、月イチで 。。。



ごはんと一緒にあげればいいのでカンタンなはずなのですが 。。。


はずなのですが。



デンビィ、基本的に食べることに興味がないコなんでねぇ


ホラ だって こういうコですから


薬だとわかると すぐ ペッッ  ってするしねぇぇ


毎度毎度 かなりタイヘンでございます

手を変え品を変え ・・・ トッピング三昧な日々 。。。
うまくすれば、ウマウマなトッピングと一緒にゴックン! 丸呑みで
でも 絶対に嫌なものはイヤなのーーー!  ってな日もあってね


無理やり口開けて突っ込めば
そのときは上手くいっても次はなし!ですし

↑ 察知して近寄らなくなりますから ・・・ ( つまり経験済み・爆 )
既に私の手からは
ウマウマなモノでもなかなか食べなくなってます ( 大汗 )


そのうち ばにちゃんの くれーーーー! コールも起こるしね
ちなみにバーニーは薬単独でも喜んで食べますよ




普段は1ヶ月なんてあっという間なんですけど
投薬始めてからは まぁ長いこと長いこと

やっと半分 ( 2週間 ) 過ぎたところでございますよ



とりあえず 4週間の投薬が終われば
しばらくは何もないので ・・・

あと後半分、ガンバリマス。




フィラリア治療の内容は また今度ご紹介~~~。












お盆を延長して 月命日の今日まで
デコも一緒に過ごしました!( たぶん・笑 )


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フィラリアの治療にあたって

外ではゴキゲン1


外ではゴキゲン2

生きる楽しみ って大げさじゃないくらい 
とにかくお散歩が楽しみなデンビィ ゴキゲンだねぇ



* 2010年7月27日に書かれた記事です *



去年の秋に我が家にやってきて以来
冬の間も通して フィラリアの薬を飲み続けていたデンビィです

フィラリア陽性ですが
特別な薬を飲んでいるわけではありません
バーニーが飲んでいるのと全く同じ
一般的な “フィラリア予防薬” といわれているような錠剤です
*実際は駆虫薬ですが、そのあたりの説明は省きます

この薬は 様々な研究結果から
フィラリア(成虫も含む)の精力を弱める(結果的に寿命を縮める)と
今ではいわれていますので
このままひたすら飲み続けることでも 理論上は
「 本来の成虫の寿命 」 よりも早い段階で虫は死に
陰性になれる (=フィラリア症ではなくなる) とされています
(薬の種類やフィラリアの進行度合いによって違います)
*本来の成虫の寿命は5~7年といわれているそうです



ところで。

ひとつの病気が治るということは
健康が取り戻せる!と考えるのが普通だと思うのですが
フィラリア症の場合、仮にフィラリア症ではなくなっても
諸手を挙げて万々歳 という訳にいかない所に
フィラリア症のやっかいな問題が潜んでいます

なぜならば、フィラリア症は 症状が進行すると
再生しない(一度傷んだらその部分は元には戻らない)臓器である心臓を
傷めつけるからです


それならば さっさとフィラリアを駆除してしまえばいい ―――


そうなのですが それが出来ないのもまた
フィラリア症の非常にやっかいなところでして ・・・


お腹の虫、いわゆる寄生虫は
駆虫薬を飲むことで 体外に排出されますよね
でも、フィラリアは同じ寄生虫でありながら 肺動脈に寄生する虫
皮膚から血管に入り込んだあと
流れに乗って 心臓の奥の肺動脈までたどり着いて寄生するのです

やがてその成虫(メス)が ミクロフィラリアを放出します
このミクロフィラリアは
成虫になるためには蚊に吸われないといけないので
血流に乗って体中を廻り、蚊に吸われるチャンスを待ちます
*このあたりのライフサイクルについては省略します


血管ってグルグル廻るだけで出口がないじゃないですか
だから 成虫もミクロフィラリアも
駆虫したとしてもどこからも排出しようがない 。。。


じゃあ死んだ虫たちはどうなるのかというと
浄化されるというか ・・・ 粉々になって
自分(犬)の体の中にやがて吸収されるんだそうです

でも 吸収するってそんなスグには出来そうもないですよね
特に成虫は そうめん様の20センチ以上にもなる虫体です

どう考えても時間がかかりそうです

その通りで 一気に殺してしまうと吸収できないので
肺動脈をつまらせたり 心臓の弁に絡み付いてしまったりして
命にかかわる大事になります
だから さっさと駆除することも出来ないわけなんです




現実問題として 実際の治療にあたっては“ガイドライン”が出ており
注射薬を 2段階、3回に分けて注射する方法が推奨されています

これを基準に 様々な理由でこの方法が使えない場合に
そのほかの方法について 検討していくことになります
( いくつかの方法が ガイドラインに出ています )



ひとくちに フィラリア症 といっても症状は様々で
しかも その症状がなかなか正確に掌握できないところに
フィラリア治療(の選択)の難しさがあります
進行の度合いも 虫の寄生数や犬の活動具合(活発かどうか)など
様々な要因が絡み合って大きく変わってきます



デンビィですが
5月に抗原検査をした結果は 予想より良くないものでしたが
(成虫がいるかどうかを見る、一般的なフィラリアの血液検査です)
その後の検査で 軽度の範囲かなという判断をされています

ですので ガイドラインで推奨する方法をまず第一の選択肢として
デンビィの性格や生活環境など いろいろな事を加味しながら
最終的な治療方法を 慎重に慎重に 決めていきました

                                          (つづく)


* つづきは、カテゴリ 『 フィラリア症の治療 』 にまとめてあります









6年前にデンビィが選択した治療法は
今ではすっかりスタンダードになったようですね

それぞれの状況によって変わってきますので、
どんな方法が考えられるのか、
かかりつけの獣医さんと一緒に
より良い治療法を探してみてください

何の根拠もないままに
「とりあえず通年投与で問題ありません」 
と言う人がいたら、それは勉強不足ですので
きちんと獣医さんにご相談したほうがいいですよ

(2016.05.24 追記)



とにかく、絶対にフィラリア予防をしましょう!!!

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