パブ店長はレスキュー犬!

保護犬たちとの日々の暮らしと、想うことを、ありのまま。

7年経ちました

今日は、デコちゃんの命日なんです。
もう 7年経ちました。

今年は桜が散るのを見ても
命日が近づいても
ほとんど心が揺れることなく、ざわめくことなく。

なんか気が付いたら今日を迎えていた感じでした。

そして今日は今日とて、
やっぱり特に気持ちが不安定になるコトはなく・・・

あ、でも今年は元気だったデコちゃんに急に会いたくなって、
久しぶりに秘蔵写真を(笑)掘り起こしてみたくなりました。



デコちゃんの想い出1

超食いしん坊なのに、野菜はシッカリ残す(笑)
ナンデスカコレ?? って感じに(笑)

あ~そうだ、デコちゃんはゴハンの時間が嬉しくて、
いつもキューキュー言いながらクルクル回って&舞ってました。
今、まさにでんちゃんがそんな風になっています。
当初、怖いと思うことがあると、
もう何時間でもご飯を放置し続けたでんちゃんなのに。
今はあのころのデコちゃんみたいなんですよね。





デコちゃんの想い出2


これは、ばにちゃん的大事件勃発の決定的瞬間です(笑)

バーニーは毎朝、起きてくるとこのクレートに入るのが習慣でした。
この日も同じように階段を下りてきて入ろうと・・・ 
なんとそこには先客が!!
何を思ったのか、しれーっとした顔してクレートINのデコちゃん。
当たり前のように寛いでいました(笑)

この日以来、バーニーは世捨て人ならぬクレート棄て犬になりました(笑)

あれから7年、未だ入ろうとしないんですから
なかなかの頑固者です(笑)





デコちゃんの想い出3

そしてこの日は、術後服の試着で
なぜかドヤ顔のデコちゃん(笑)

・・・結局は手術しなかったんですけどね、
お腹切った後パラボラはキツいだろうと、先走っちゃいました ^^;
まぁ普通にお洋服だと思えばね、なんてことないので(笑)




デコちゃんの想い出4

ただ、デコちゃんのお腹はどんどん膨れてきて、
あっという間に着られなくなっちゃって。
一か月半後に作っていただいた服とのサイズ比較。
もはや同じ犬が着るとは思えないですよね。
でも、これが現実なのでした。


そんなこんなで、7年前の今日 
お空へ旅立っていったデコちゃん。

我が家に来て、78日目のことでした。
たった11週間と1日の共同生活。

でも、もっともっと長く感じる、充実した日々だったな。
私にとって、何よりの宝物の日々です。


ありがとうデコちゃん。
バーニーが今、あの時の貴女の年齢になりましたよ。




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いのちのつよさとはかなさと

先日、5月17日は デコちゃんの命日でした。 
もう、6年になります。 ヒト的に言えば 七回忌 ですね。 
今年はちょうどカレンダーが一緒(同じ曜日)だったこともあり、
なんともいえない気持ちで朝を迎えておりました。 


さすがにね、もっと一緒に暮らしたかったのに、とか 
もっともっと生きていてほしかったのに、とか思って 
ベソベソすることはなくなりました。
旅立つ前の、懸命にいのちを燃やしていた時と同じ季節が巡って来ると 
その姿を思い出して泣けてくるのは、未だ変わることはないのですけれどね。 
たぶん、それは今後も変わらないと思います。
当時を偲んで心が揺れるのは、一生続くんじゃないかな。


牛肉まつり2015
今年も命日は “牛肉まつり” で(笑)





じゃあ ベソベソしなくなった理由は。
単に、時間の経過で気持ちが鎮まったという事が大きいのでしょうが、
なんていうのかなぁ、出会った時から 旅立ったあと、
それこそ6年も経った今現在でも、 
ずっと “ 学びの場 ” を与え続けてくれている、ということに気づいたから 
かなと思います。 

学んだがゆえに、このような視点に立てた ともいえますね。

いのちが燃え尽きるさまを 静かに、そしてとても力強く見せてくれたデコ。
デコと過ごした2か月半という時間は、私にとって本当に大きなものです。

遺された側の気持ちを汲み取り、寄り添う「グリーフケアワーカー」という存在は、
デコがあのような状況だったからこそ知ることができました。
その後の祖母の旅立ちを冷静に受け止め、送ることができたのも、
震災が起きて 何かしなくちゃと思った時、
現地に行くのと同時に、自らグリーフケアワークの基礎を学んだことも、
自分たちの防災のために動きだしたことも、
そして今 新たに学んでいることも、ぜんぶ全部 デコとつながっている。
デコと出逢わなかったら、今の自分はない と断言できるんです。

最近、年に1~2度、災害に関することなどを
こどもたちに話す機会を与えていただいているのですが、
こうした下地が無かったら、とてもじゃないけど話なんてできないなぁ、と。
大勢の前で話すことも、こどもたちに関わることも、普段無いですから ^^;
物事はなんだか不思議に、でも必然的につながっているのだなぁと感じます。
来月はまた、いのちの重さを感じる という難題なテーマで
中学生相手に話をしてきます ^^;
私の場合、話すっていうよりは “一緒に想像し、感じ、考えてもらう”って感じですけどね。 

いのちの重さ 。。。
強くて儚い いのちの重さを 
デコに導かれ、学び得たことから 伝えられたらいいかな。
こどもたちの心に、何か一つでも残ることを伝えることができたらいいなと思います。


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同じように夜は明けて

昨日、5月17日はデコちゃんの命日でした。
あれから5年 ・・・ 
毎日頭から離れないって言ったら嘘になりますが、
この5年間は、デコと出会い、デコを送ったからこその 今なのだなぁと
日々感じています。
バーニーと出会ったから、デコとも出会い、
そしてデコを送ったからこそ、デンビィとの暮らしがあるのですけれど、
そういうことではなく、私自身が、彼女との出会いで変化したのは間違いありません。

変わったというか、潜在的に持っていたものが改めて表出したという感じかもしれません。
そして、いろんなことを学ばせてもらい、その点では少しは進化できたかもしれませんね。

今年は今のところずっと乾燥気味の陽気が続いていて、
「あの日も今日の様だったら、少しは体も楽だったろうに ・・・」なんて思いながら
今年の春を過ごしてきました。
昨日も、暑くても爽やかな 気持ちの良い日。
5年前とはまるで違う天気でした。

そして、夜は明けて。


DSC_1218+3_convert_20140518055035.jpg




今日は5年前の今日と 同じような日になりそうですね。





正直、5年経ったらもっといろんなことが書けると思っていました。
当時、どうにも納得できないことや、やりきれない思いがありまして ・・・。
悲しみとともに怒りも持っていたので、そんなこと、もう時効で書いてしまおうかとか ^^;
でも、なかなかできないもんですね(苦笑)
もうすこし時間が必要なのかもしれません。




さて。
いつものスタイルで、さわやかな朝の散歩をしてきます。
デコちゃんも、一緒です。
(当時デコが使っていたカラーは、いつも散歩バッグに装着されています)


DSC_1214_convert_20140518055101.jpg


(一緒にお散歩しようね、っていうんじゃなく、デンビィの逸走防止に
使わせてもらってるだけだけどね)




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3年

昨秋から4ヶ月ほど、大学で グリーフケア講座 を受けていた時のこと。

「 毎年同じ時期に “ 調子がおかしい ” という方には気をつけて 」

という講師の言葉がありました。


大切なものを失ったときに感じる “ 悲嘆 ” は
なにも感情に限ったことではない、というのですね。

あまりにも辛く哀しい出来事は、まさに 「 体験 」 として、
心身ともに 深く影響を与えるのだと。

もちろんそれは人それぞれだし、
それが悲嘆の経験によるものだとは思えない(直結しない)ような
なんてことない症状だったりするのだけれど、
よくよく聞いてみると、その時期に何らかの喪失体験をしていることがあるのよ、と。

本人がそれとは気付かずに
「 どうも毎年この時期になると体調がすぐれないのよね 」 などと言うケースがあるので、
そんな場面に出くわしたら、ちょっとこのことを思いだしてくださいね ・・・ と。


私にとって、3月中旬から5月初旬というのがまさにその時期でして ・・・。


以前なら 誕生日に近いこの時期は大好きで、晴れ晴れとした気分だったのですけれど、
デコと過ごしたあの春以来、めっぽう弱い季節になりました。

どうにも気分が沈んで、やる気が湧かないような日々 。。。
かといって、デコちゃんを想い出してはベソベソ ・・・ しているわけではないのですが。

講座を終えて、身をもって体験したのでした。






デコが逝って、丸3年になります。

もう3年も経ったのか、という気もするし、
まだ3年、、、もっとずっと昔のような気もするし。

実体はなくとも、デコとともに歩んだ3年間である事は間違いないなぁ。
そう思います。
そして、これからも デコも一緒に 歩いていくのだと思います。



ベンチの桜

ベンチに落ちた 桜の花びら。
先月、桜並木通り沿いの いつもお世話になっている病院にて。





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あのパワースポットが

胸騒ぎ


今日の夕闇 ・・・
ちょっと 心がざわつくような空でした









このブログにおいて パワースポット といえば

そうですね デコちゃんのパワースポットです

久しぶりに見ちゃいます? 爆

2009年7月6日の記事

2010年5月17日の記事


そのパワースポットね
市のフィルムコミッション によると 結構いろいろな撮影に使われてますが
今度はこの週末のドラマ 『 JIN -仁- 』 最終回に登場するんだそうで 。。

なんでも 戊辰戦争のひとつである 「 上野戦争 」 の舞台として
不忍池になるらしいです ほぉ~~

天気や季節や たぶん撮影の仕方で全然違う表情を見せるこの湖
ドラマではどんな感じなのか 楽しみに見てみようと思います!


そして 桜の頃に訪れて以来なので
久しぶりに行ってみるかなぁ

デコちゃんが待ってるかも!?
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デコも一緒に

デコちゃんのカラー


デコちゃんのカラーとリード




デコのために用意したカラーとリード
今は散歩用のバッグに付けて、その先をデンビィにつないで ・・・
一緒にお散歩しているんです

別に デコも一緒にお散歩しようね♪ って訳じゃないんですけど ( 苦笑 )



デンビィ リードを手で持つだけではアブナイので 。。。
突発的な動きをします、デンビィ
リードが手から離れて自由になったら たぶん戻ってきません
ビクビクしぃなわりに 野良で生きていけるタイプです

デンバニがお世話になったちばわんでは ダブルリードを推奨していますが
それはもちろん逸走防止のためであって、逆に言えば
ダブルリードじゃなくても逃がさないようにしてればいいってコト ← でしょ??
デンビィの場合 リードは1本ですが
ハーネスとカラーをネジ(ストッパー)付きカラビナでつないで
リードを付けているハーネスがはずれてもOK!にした上に
バッグに通したカラーとリードを デンビィのリードに別口でつないで
リードが手から離れてもOK!にしてあるので
「 ダブルにしたリードを2本手に持つ 」 より よほどいいかと思ってます
つないでいるバッグも 登山用なので縫製&耐久性バッチリですしね
肩掛けプラス、ウェストマークっていうの?腰も巻くのね
だからバッグごとデンビィに奪われることもなし! と思います

そして常に緊張して ( 苦笑 ) 歩いてます

一瞬の気のゆるみが迷子にさせるからね






さてさて。

デコが旅立って 早いもので2年が過ぎました


さすがに2年ともなると
事あるごとに思い出しては涙して ・・・ ということはなくなりました

ま、相変わらず何かの拍子に スイッチ  が入るとダメですけどね



東日本大震災をきっかけに ほぼ毎日 ( 未だに ) ソファーで寝てるんですが
デコと過ごしたときと一緒だなぁって 。。
時期もちょうど重なるしねぇ 不思議なものです

え?なんで今ソファーに寝てるかって?

余震が心配で デンビィのそばで寝ていようと思ったのが始まりです
本当はデンビィが一緒に寝室に来てくれればいいんだけど 。。。

相変わらず小さな余震は東北で続いているようですが
こちらは有感地震はいつの間にかすっかりなくなりました

そろそろ元の生活に戻ろうかなぁ 。。。





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答えが見えてきた

2年前のデコバニ1


2年前のデコバニ2



バーニーはいったい何をやってるんでしょうか?


これね 約2年前のバーニー です

デコの真似してるんです~




2年前のデコバニ3



我が家に来て間もない頃 ココを勝手に ( 爆 ) トイレにしちゃったデコ!

いいけどさー ココは我が家の玄関なのさ!!一応ねぇ

外から丸見えなのにー

しかもくつろいじゃったりもしてさぁ~~~

だからそれをマネしたんですね ばにちゃんも





これ、デコのくつろぎスタイル
いつもこうやってね 後ろ足がのびてたよね
股関節が良くなかったのかもしれないね



デコのくつろぎ方1



デコのくつろぎ方2





懐かしいなぁ ・・・ かわいいなぁ ・・・・・・・・・




3ヶ月ほど前から “ 語りだした ” って感じていること
最終的な答えは、終着点は ・・・ ここかな? 
っていうものが見えてきました
まだ確信は出来ないですし こうです!とは語れませんが

そのひとつを、ものすごーーーくカンタンに言ってしまえば
オカシイと思うことはやっぱりオカシイ
自分の感覚を信じて 正しいと思うことをきちんと伝え
正しい道をトコトン突き進め!ってことかな






デコのくつろぎ方3


デコ 教えてくれてありがとう






今日はデコの月命日でもあり、 バーニーの 誕生日に決めた日 でもあります

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デコが語り始めた

もし 今

“ 世の中で起こるとイヤな事をひとつだけ挙げるとしたらなんですか? ”

って質問されたら


保護主崩壊 って答えると思うバデ母です




以前にも書きましたけどね

かわいそう!何とかしなきゃ! って想いはステキです
でもね それだけではダメなんです
安易に手を出しちゃいけないんですよ
自分の身の丈 ってものをきちんと考えてね
手を出さない決断もきちんとできる人でなければ
いのちに関わってはいけない!! ・・・・・・・・・ と思う ・・・・・・・・・

“ とりあえず ( 預かりを ) やってみて ダメだったらやめればいい ” とか
“ 無理が生じたときは ほかの預かり仲間へ託せばいい ” とか
そういうのはなぁ~

私自身は相容れない考えです

募集する保護団体がそういう考えなら
別にそれはそれでよいのでしょうけどね
個人と団体の論理はそもそも違いますから
ただ 私はそういう感覚で預かりはしていないし
今後もするつもりはまったく無いってだけのことです



一般家庭の多頭飼育崩壊も ブリーダーの崩壊も本当によくある話で
またかいっっっ  って感じですけど
実は、ひっそり コッソリ
その影に隠れて やっぱり少なからずある保護主崩壊
( ま、隠せずにおおっぴらにされちゃうこともありますけど )

これはねぇ ・・・ 本来ありえないことですから
いちばん聞きたくない話だし 聞いてしまった時には
なんというか 背中を冷たいものが流れるような感覚がします

自らSOSを出して とりあえず預かり先が見つかったからよかったとか
センターに持ち込まなかっただけマシとか
そういう話じゃないと思います

そういう状況のコたちを救ったその同じ手で
今度はあなたがそれをするんですか?

って話なんですから


エラそうな事言って  って思われるかもしれないけど
確かにそうです 自分自身だって将来はわかりません

だから!

身の丈に合わないことはしないんです
出来ないんですよすみませんね
そのかわり 一度手の中に納めたいのちは絶対に幸せにします
ま、幸せかどうかは相手が決めることだから
とにかく幸せだと思ってもらえるように心して向き合うし
たとえば犬不幸な私が 先に逝くようなことがあったなら
きちんと犬生全うできるように あとを託す先を決めておきます


いのちを預かるって カンタンに出来ることではないはず

そんな軽々しいことじゃないんじゃないかな ・・・







今日はデコの月命日です 旅立って1年7ヶ月になります
1年半の先月中旬あたりから急に
デコの「かつての関係者」の情報がぽっと出てきたり
デコと過ごした日々を彷彿させるようなことがあったり
なんだかデコとつながっているなーと思う事が多くあります

勝手に関連付けているだけなのかもしれませんが
私は デコが語り始めた と思っています


半月前の 祖母の看取り
最期の祖母の姿は 本当にデコのときと重なって ・・・
少しずつ息遣いが変わって 呼吸が減ってきて
あぁもうすぐ旅立つんだなぁということが
デコの時にはわからなかったけど
あの経験があったから 今度はきちんと理解できたし
冷静に受け止めることが出来ました 


つい数日前も 私がデコと知り合う前の
元気だった時のデコの姿を見ることができたんですよ
偶然見つけたんだけど ・・・ って
親友が教えてくれた小さな写真には まぎれもなく
仲間達と穏やかに時を刻んでいるデコの姿が写っていました


・・・ もう大丈夫、って思ったのかな

必要以上に悲しみに沈むこともなく
冷静に受け止められるだろうって判断して
いろんなヒトやモノをつかって
デコが何かを伝えようと 語り始めた
そんな気がします




やっぱり犬は神の化身(分身?)なの?って思ったりして
( DOGはGODのさかさまで~ ・・・ )
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1年半経って

早いもので デコがお空に旅立って1年半になりました
預かり開始後 わずか1週間で発覚した病 ・・・
何も出来ず ただ命が尽きるのをそばで見ているしかなかった2ヵ月半でした

デコは捨てられた仔だと聞いています
別に そのことが直接の原因ではないでしょうけれど
でも そうした過酷な犬生が一因であるだろうなとは思います

子犬時代をどう過ごしてきたのかはわかりません
かわいがられていたかもしれないし
もてはやされていたかもしれません
でもあるとき 邪魔になって “ 不要品 ” として捨てられたらしい ・・・
あくまでもウワサの域は超えないのでしょうけれど ―――



捨てた人を恨むより
デコと出会えたことを純粋によろこぼうと思ってきました
できれば 捨てた人のことなんて知りたくありませんでした
もしも知ってしまったら
やっぱり どうしたって嫌な感情を持ってしまうだろうと思ったから

万が一 ある程度特定できる情報を得たとしても
存在だけならまぁいいんです
顔を知らなければ その人の 『 動物に対する想い 』 なんてものを
知らなければ それはそれで流せるとも思ってきました


まったくもって思いがけず それを知ってしまった今 ・・・
やっぱりとても複雑な気持ちです





去年も暑い1日だったね

毎年見事って思うほど
関東は梅雨入り発表直後に晴天が続きます

本当にどれだけそうなのか
過去の記録を調べたいくらい!

今年もね 当初3日連続で ( 今日まで )グズつくって予報だったんですよ
なので当然、初日の雨で 梅雨入りでーす って発表
だけど私は予想していたのダ 発表の翌日は晴れるのじゃないかと 。。

そうしたら 朝こそザーーーーーッと降ったものの
すぐにやんで 晴れてきて
今日も続きで真夏の暑さ

予想が当たったっつっても ビミョーに嬉しくないですけどねぇ



そんなこんなの 2010年6月17日

1年前 ( 2009年 ) の今日も 同じように晴れて暑かったです

なんで覚えてるかって?
もちろん デコの月命日だったから、それも最初のね

今朝 無意識のうちに
去年とまったく同じ格好 ( 服装 ) しようとしてました ( 苦笑 )
そこまで覚えてるんです
そうして 散歩がてらお花を買いに行ってね
その途中に出逢ったわんこさんとか その飼い主さんとの会話とか
お花屋さんで 店主のおじさんとバイトのお兄ちゃんが
バーニーをかわいがってくれたこととか
そういうのも覚えています

暑いのにちょっと無理して歩いたので 
バーニーには少しかわいそうなことしちゃいました

そんなこと思い出しながら 気付けば今日も同じようなところ歩いていて ・・・
本当に久しぶりに歩いた道
無意識に向かってましたねぇ

今年はあまりに暑くて 時間的には全然おそかったですけどね




ここのところ
ご近所のシニアわんこさんが体調を崩したり
( というか老いのステージを1段また上がった感じ? )
まだまだな年齢のコは急に逝ってしまったり
ちょっと寂しい環境の変化が続いています

1年前の自分と同じ境遇の飼い主さんを前に、何か出来ることはあるか?
何かをしてあげることは 飼い主さんの救いになるか?
何もしないで見守ることこそが 飼い主さんのためなのか?

想いだけが 先走りそうになります ―――――



あれから1年

2010年5月17日
デコが旅立って 今日で1年になりました

今日は朝から気温が高くて
翌日、お寺さんで天に昇っていった時と同じようでした






あれから1年2


あれから1年3


あれから1年4


あれから1年5


あれから1年6



週末には 行くとデコが元気をもらえていた
“ デコ的パワースポット ” に行ってきました








あれから1年1



そして お約束の(笑) 牛肉ね

もしかしたら マグロ祭り  のほうが印象深いかもしれませんが
デコは一時期 牛肉だけを食べ続けていた時がありました
牛肉だけを、というより 牛肉しか食べられなかったんですよね


お供えしたあと デンバニたちがいただきました  



折にふれ 自分自身ブログに綴ってきたこと
また デコを想ってくださる方々に
メールで、電話で、直接会って ・・・ 気持ちを吐露してきたこと
そんな日々を過ごしてきたせいか
いつしか デコの切ない姿を思い出すことが少なくなりました
それよりも デコが元気だったときのことや
もし今デコが元気だったら? なんてことを考えるようになりました


デンビィは今でも ちょっとでも普段と違うことがあると
ごはんが食べられなくなります
そんなとき あの食いしん坊デコが降りてきてくれたら☆
なーんてことも 思ったりして


お線香こそありませんが
今でも毎日 お水とごはんをお供えして
「 おはよう 」 「 デコちゃんどうぞ 」 など話しています
姿は見えなくとも 確実に4番目の仲間として
5番目の仲間<デンビィ> を含めたみんなを見守ってくれていると思います



さっき 久しぶりに
デコも挨拶したことのある ご近所わんの仲間達が
一斉に我が家の前を通り過ぎました
あんなにたくさんのコたちがいっぺんに通ることは まず無いです
デコが呼んだのかしらね? って本気で思うほど(笑)


デコが我が家にやってきた意味や 遺していったもの
それがなんなのか この先何をすべきなのか
やっとなんとなくわかってきた気がしています

これからも デコもずっと一緒です



いよいよこの季節 ・・・

昨日、今日と 雪でも降ってきそうな陽気ですが 。。

近所のソメイヨシノが いよいよつぼみを膨らませてきています

そして週末 時々デコのお花を買う花農家の店先に
コチラはそろそろ終わりを迎える 啓翁桜 が並んでいたので
ソメイヨシノが咲くまでの間楽しもうと買ってきました


いよいよこの季節2




すこしだけ枝を落として デコのそばにも ・・・


いよいよこの季節1



また この季節が廻ってきました








ちょうど1年前の今日は

バーニーとデコがお世話になった先生と “受付のおねえさん” が退職する日で
最後の検診とサヨナラをしに病院に行きました


そのときに撮ってもらった写真です


記念写真


このときの デコの状態 ・・・ 4週目☆先生の交代、進む貧血






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ただひとつの心残り

前に使っていた動画のサービスが終わってしまっていて
記事に貼り付けていたデコの動画が見れなくなっていました

ずっと気になってはいたのですが なかなか


それが 昨日になって俄然やる気になりまして
昨日と今日 二日がかりで貼り終えました

気付けば昨日は デコの月命日

デコよ ・・・ いい加減やりなさいっ って言ってた? 笑




デコとの日々の中で 後悔は無いよ! って言い切れるほど
やるだけのことはやってきたと思えます
そしてやったことへの悔いは 本当にありません

ただひとつ もっとやっておけばよかったと
月日が経てば経つほどに募る想いはといえば
動画をもっと撮っておくべきだった ということ

デコの歩く姿を おしゃべりする姿を
大好きだった先生を じっと見上げる姿を

あぁ ・・・ 撮っておくべきだった ・・・・・・

ただひとつの心残りです 最近特にそう思います




とはいえ もうどうすることも出来ないので


せめてあるだけでも 皆さんに見ていただきたいっっ



ということで デコ動画祭りぃ~~

























































見てくれてありがとう!

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元気なうちにこそ ・・・

デコが余命いくばくもないかもしれない
という可能性を初めて指摘された日から
早いもので1年が経ちます

( その当時のことは 血管肉腫?の記録 の中の
  2週目(1) と 2週目(2) をお読みいただけたらと思います)





残り時間の限られたいのちと向き合い 過ごしていく上で
何よりもありがたく 心強かったことのひとつに
信頼できる病院と先生方にサポートしていただけた
ということがあります

そのことなくしては あのような穏やかな時間は
過ごせなかったと思っています


数ある病院の中から 何を基準にどこを選ぶかというのは
なかなか難しいものがありますが

たとえば 最新の医療技術を提供して欲しいのか
自分たちの気持ちを汲んでほしいのか
動物たちの安寧を第一に 最優先して欲しいのかなど
病院や担当の先生に 自分たちが何を求めたいのか
そうした考えを 一度まとめてみると良いと思います

そして やはり人間同士
病院や先生との相性もあると思いますので
ご近所の評判ではなく 自分たちの目で判断するのが大事かと ・・・


とはいえ 病院は、その必要があって初めて行くところでしょ?
と思うかもしれません
怪我したとか、病気になったとか
病院に行かなきゃいけなくなって行くわけだから
事前にそんな相性なんてわからないでしょう と思われるかもしれません

確かに、年に数回の ワクチンやフィラリア検査などだけでは
やはりわからないと思います


だから もうすこし頻繁に通うことが必要

そのために 爪切りや肛門腺絞りだけでもいいから行ってみて
とにかく先生と話す機会をつくるのがよいと思います
待っている間に ほかの患者さん(飼い主)と
話をしてみるのもいいと思いますし
ほかの飼い主さんと先生との会話も 聞こえてくるかもしれません



それで 今の病院が自分たちには合っていると思えるようになりましたが
今でも バーニーを毎月病院に連れて行きます

爪切りや肛門腺絞りをしてもらうためだけではありません
(それもお願いしてますけど ・・・)
体重チェックから、問診、触診、心音チェックに
場合によって 耳の中や眼球のチェック、呼吸や心拍数などなど
“ 問題なし ” の結果が予測できても 気になれば診ていただきます

その狙いは 元気なときのバーニー を
先生に記憶しておいてもらえるかも?と思うから
そうすれば 飼い主にはわからないような微細な変化に
もしかしたら先生がいち早く気付いてくれるかもしれない
と思うからです

いつものバーニー と そうでないバーニー
その違いに気付ける人は 多いほうがいいですから☆

そして いろいろなことを先生と話すことで
飼い主としての自分を 先生に知ってもらうという目的もあります




デコのような重篤な状態になってからでは
なかなか納得できる結果にたどり着けないのではないかと思います
ただでさえ 選択には迷うものです
その選択肢を提示する病院や先生が まず信頼できなくては
迷いや戸惑いが先行し いたずらに時間が過ぎていってしまいます


そのためにも ( あくまでも “ 自分が ” ) 信頼できる
病院や先生と出会えるように
元気なうちから行動しておくと良いのじゃないかなと思います

若いうち、元気なうちだからこそ
できることじゃないかなと思います


そして 良い獣医師とめぐり合うことが出来たら
今度は 自分が信頼される飼い主になるように努力すること
それもわんこへの愛情のひとつと思います

このあたりの話はまた今度 ・・・





外おやつなデンビィ

外では おやつにもこんなに積極的になってきました~♪




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記憶とともに いつまでも

初代預かりっ子 デコ が旅立って
丸9ヶ月になります

9ヶ月も経つんですけど
12ヶ月前はまだ その存在すら知らなくて


去年の今日は 何をしていたかというと
バーニーの誕生日(に決めた日)なので
パンケーキを作っていっしょに食べたりしてました



そして その後まもなくデコの話を聞き
その一週間後には共同生活が始まったのでした

あっという間にやってきて
まわりを次々と巻き込んで
パーッと通り過ぎていったデコ
まるで台風みたいなコでしたね

でも 実際はもっと静かで儚くて
目に見えて減っていくデコのいのちは
まるでロウソクの灯のようでした

どんどん燃えて ロウソクが短くなるように
デコのいのちの期限も グングン近づいて
途中 今にも消えてしまいそうに弱々しくなったり
持ち直して パッと力強く燃えたりをくり返し ・・・

最期はまさに完全燃焼
ロウを全て使い果たして 燃え尽き
潔く消えました


その燃え尽きる瞬間に立ち会えたこと
私でも最期までお世話できるように 身ぎれいに旅立ってくれたこと

デコには感謝しています




今でも 「 血管肉腫 」 や 「 腹水 」 といったキーワード検索で
このブログに立ち寄ってくださる方が
ほぼ毎日いらっしゃいます

それだけ多くのコたちが
同じような過酷な状況に置かれているのかと思うと切ないですが
このブログを通じて
デコの生き様が そうした方々の「何か」になったなら ・・・
少しでもお役に立てたらと 願わずにいられません


まもなく 「1年前の想い出」の中に
バーニーとともに登場し始めるデコ
心の中で いつまでも共に歩んでいきます





とりあえずバニバニおめでとう♪ってことで
コチラを ぽちっとお願いいたします☆

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あれから半年

デコが旅立って 半年が経ちました



元々は バーニーと暮らし始めたことが
全ての始まりではあるけれど
私たちの人生観や人生そのものを
もっと力強く、大きなうねりで変えた存在が デコ

デコと出会わなければ 今の私たちはありません

デンビィと出会うことも、まず無かったでしょう

それはすなわち デンビィが
今、生きていることもなかった ということにもつながります
( 他のだれかが救ってくださった可能性もゼロでは無いですが )


今年の初めは まだ

バーニー一頭満足に育てられていないのに
預かりなんてムリムリ!


って思っていましたからね



もしデコと過ごした経緯がなければ 今でもそう思って
「 預かりは出来ません 」 って言ってたかもしれないし
おそらくデンビィの預かりの件で
私たちに声がかかることは無かったでしょうし ・・・


そもそも デコによく似た仔がセンターに収容されて
1ヶ月近くかかって やっと引き出してもらえたのですが
そのことを 「 良かったね~☆ 」 って
話していたときに浮上した “ デンビィ問題 ” だったので 手






性格も 体つきも 全然違う2頭ですが
最初の頃のデコと今のデンビィ 同じような顔をしています
あ、顔が似てるってことじゃなくて 目つき がね



3月2日のデコ



デンビィ募集2




不安さとか、不審さとかが混ざったような 不信感たっぷりの目


病気が進んだこともあるのでしょうが
デコは 少しずつ穏やかな表情に変わっていきました
最後は とても優しいまなざしの仔でした



デコ旅立ちの前




デンビィも とても心の優しい子だと思うので
きっとデコと同じように
穏やかな顔になっていってくれるでしょう
そして お空なんかじゃなく
心優しいご家族の下へ 旅立ってくれることを願います





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当たり前なのかな、特別なのかな

目をそらさずに


あの~ バニ子さん
ちょっとフライングなんですけど。


アナタの出番は 明日からです
手



目をそらさずに2


やかましい。








デコと出会った日から ようやく半年が過ぎたところです

もう旅立って3ヵ月半も経つんですけどね 汗







想像してください

明日たまたま行った病院で わが子が
ハロウィンの頃まで元気でいる、というのも欲張りかもしれないです
と言われること



想像してください

その病気がとても進行の速いもので
大晦日を迎える前に 旅立ってしまうこと





想像できますか?

これは、どちらもデコのケースより長い期間です


受け止めること、出来そうですか??




そんなこと 考えたくない
考えただけで 気が狂いそうだから ・・・



そんなこと 考えられない
考えただけで悲しくて どうしていいか分からないから ・・・



そんなこと 考える必要ない
うちの子は まだ若いんだから ・・・






その気持ち もちろんわかります

普通に過ごしていれば ごく当たり前にやってくる “ あした ” という日
そんな病気は かなり稀で、特別なケースでしょうって
 

でも ・・・

できれば 想像してほしい
一度は考えてほしい

万にひとつ は 決して ゼロではない のです



昨日よりも今日 今日よりも明日
生きている限り 旅立ちの日にどんどん近づいていくのです

そして 旅立ちの日がいつかなんて
誰にもわからない


だからって 暗くなるのではなく
後ろ向きになるのでもないのですが

やがてそんな日が来る と
一度真剣に考えて受け止めるだけでも
明日からの毎日が
きっと もっと充実すると思うのです



これは デコが体を張って
私たちに教えてくれたこと
そう思います





デコの 血管肉腫?の記録 を書いたのは
病気と向き合った日々の細々とした記憶を留めておきたかったから

つまり自分のためですが

デコの変化 病院とのやりとり
私たちの心の迷い、葛藤 などなどを通して
読んでくださった皆さんが ご自身に置き換えて想像しやすいかなと
想像してもらえたらいいなと思ったからでもあります



そんなところです
ひとまず デコのことはおしまいにします







今日もバニバニは とっても良い子でした
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11週目(3)+1日☆デコが決めた別れの日、旅立ちの時間

11週目 * 2009.05.10 ~ 2009.05.16
+ 1日  * 2009.05.17




2009年5月15日(金) 夕方、往診


黄疸が出て あと3~4日 と言われた夜が明けると
そのことを裏付けるかのように
それまでガブガブしていたごはんを食べなくなったデコ
この日の夕方まで 丸2日ほぼ何も食べられない状態でした

先生に電話で状況報告をすると それならばと
普段は夜の往診のところを
何とか時間をつくって 夕方来てくださいました
( まぁ、病院的にはそれが本来の往診時間なのでしたが )


また、この頃になると デコは自分で寝返りを打てなくなりました
歩けなくなってからも (それまでは) 寝ている体勢を変えることは
自分で出来ていたデコでしたが ・・・

なので 頃合をみて ( 実際には2~3時間ごと )
体位交換をしようと試みたのですが ・・・

左側を下にすると 決まってすぐに
反対向きにしてください ・・・ と モゾモゾ動くことに気付きました

右側が下なら、ウッカリ私が忘れていれば(爆)
何時間でもその体勢でいられるのに
左側が下だと ものの15分ほどでモゾモゾ~ う~ん


何故か?



最期を迎えつつある仔は 左側を下にすることを嫌がることが多い ・・・
という話を聞きました


それは、 左心部が動脈側だからなのではないかと思います

勢いよく血液を送り出す側を下にすると 苦しいのだと



当たり前のように体中を廻る 血液の循環ですら辛くなるほど
デコの体はもう無理がきかなくなっていました

時を同じくして、デコの体は むくみ始めました





2009年5月16日(土) 最期のガブガブ


直前2日間とは違い この日は朝も夕方も、ごはんをガブガブしました

そして夜 いつものように往診でしたが
この日は点滴を入れることが出来ませんでした

前日の点滴が残っているのかなと思っていたのですが
先生によると むくみもあるのだろうということでした

点滴のたびに 腸炎の抗生剤も一緒に入れていて
この日は点滴が出来ないので注射しました

翌日は 状況を先生に電話で報告しながら
点滴するかどうか 往診するかどうかを決めていくことにしました





そして 12週目の1日目になるはずだった
2009年5月17日(日)

この日のことは こちらをお読みいただけたらと思います



みんなで一緒にいられる休日でした
お世話になった先生が もうすぐ外来のみんなの診察を終える時間でした

それが デコが選んだ
デコが自分で決めた 別れの日、旅立ちの時間でした


病院に電話すると 内容を話していないのにもかかわらず
診察でお忙しいはずの先生に すぐに代わってくださいました

そして 診察を終えてすぐに仕度し
看護士さんとともに駆けつけてくださいました

旅立って1時間も経たないうちに
先生に体をきれいにしてもらって
カテーテルをはずしてもらって ・・・

本当に ただ静かに眠っているだけのようでした
まだ温もりのある そんな姿を
先生方にも見ていただけて本当によかったと思いました







これが 積極的な治療を一切しなかった デコの78日間の記録です




ブログにコメントをくださった方
メールや電話をくださった方

応援物資を届けてくださった方

励ましで 又 旅立ちの見送りで
直接デコに会いに来てくださった方

お花やお供えを贈ってくださった方

そして そっとそっと
このブログを読みながら見守ってくださった多くの方々


デコのために 本当にありがとうございました


これからも デコは姿が見えないだけで
いつも一緒にいる 我が家の4番目の仲間です




この記録が一段落したところで ・・・ 今週いっぱいで
ブログ村 の “ 犬 闘病生活 ” のカテゴリーから退きます 

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11週目(2)☆ついに黄疸が ・・・

11週目 * 2009.05.10 ~ 2009.05.16



2009年5月13日(水) 夜、通院で黄疸症状を確認


4月、5月は 天気が安定せず、どんよりした日が多かったと記憶しています
この日も たしか朝から雨が降っていて ・・・
それが夕方4時ごろを境に パーッと晴れて
空気がガラッと入れ替わったのだったと思います
確か 肌寒かったのが、生暖かい強風が吹いて
急にもわーっと蒸してきた感じに ・・・

んー逆だったかなぁ う~ん 急に涼しくなったのか!?
まぁとにかく 夕方天気(気圧)が大きく変わったことは間違いないです 苦笑い


この日は 夜病院で腹水を抜くことになっていたので
少し早い時間に夕食にしました
この日もデコは 美味しそうに 「 ガブガブ 」 したのですが
ちょうど食べる頃に その “ 大気の大変動 ” があって ・・・

少しして そろそろ病院へ向かう準備を始めようかな、と思ったとき
デコの様子が明らかに変わった瞬間を目撃しました


落ちた という表現が、いちばん近い気がします
ガタッ というか ガクンッ というか ・・・
まるで、無理なギアチェンジをした ( シフトダウンした ) 感じ

えっ ナニ今の!? って思わず声に出しそうになるくらいの
目で見てハッキリとわかる変化でした


といっても、そのあとデコが苦しみだしたとか
気を失ったとかいう事ではありません
“ 落ちた ” あとも、それまでと見た目は変わりませんでした


じゃあ なんで “ 落ちた ” と思うのか
何を根拠に “ 落ちた ” と感じたのかと聞かれても
うまく説明できないのですが ・・・
このとき感じ取ったことに間違いはなく
ちょっとフシギな感覚でした、としか言いようがありません
強いて言えば その瞬間 「 ボーっとした 」 という感じでしょうか


そしていたって落ち着いた様子で 病院へカートでGO GO矢印


まず先生にその時の様子を報告すると
先生はデコの歯茎の色を確認しました

そして あぁ ・・・ 黄疸の症状が出てきてますね と


その後診察しながら

デコちゃんは本当によく頑張っていますが
黄疸が出てきたことからすると
この先3~4日が勝負になるんじゃないかと思います


とおっしゃいました



腹水を抜いているときも 無抵抗というか、されるがままというか ・・・
それまでとは少し違う様子だったみたいでした

貧血がだいぶ進んだとき 以来の血液検査でも
ハッキリと黄疸症状の数値が出ました

正常ならほんの僅かな総ビリルビン ( T-Bill ) の数値が
2.0まで上がってきていました

でも、電解質はまだ正常だったし
貧血もまだかろうじて20%台をキープしていたし
それ以外の数値も ( 異常値はあっても ) それほど悪いものは無かったので
デコがあと3~4日しか生きられない というのが信じられませんでした


前任の先生の “ あと1ヶ月、というのも欲張りかもしれない ”
という余命宣告から始まって
後任の先生の “ 5月は迎えられないだろう ”
“ ゴールデンウィークを最後まで過ごせるか ” といった予測を
これまでことごとく打ち破ってきたデコです

最後の最後に 先生の予測が見事ピタリ当たるとは ・・・




11週目(1)☆虹の橋を渡る前の、腹ごしらえだったね!

11週目 * 2009.05.10 ~ 2009.05.16



2009年5月10日(日) 夜、往診で点滴


6日(水)に往診が始まってから
毎日先生と連絡を取って デコのその日の状態によって
往診で点滴を入れるか 通院で腹水を抜くかなどを決めていました

この日は 2日前に腹水を抜いたばかりなので往診だったのですが
カテーテルの中の尿の状態がおかしいことに気付き
先に電話で相談しておいたので
点滴と一緒にその薬を注入してもらうことが出来ました


カテーテルは 一見すると痛々しいのですが
本犬にとっては 痛くも痒くもないそうです
尿意はあるのに 歩けないデコにとってみたら
快適といってもいいくらいみたいで ・・・
でも、どうしても 膀胱炎になりやすくなってしまうのだそうです

カテーテルの中に 白い粒のようだったりフワフワしていたりといった
フシギな物体がたくさんあるのに気付いて相談したのですが
それは膀胱炎になりかけ ( または膀胱炎 ) の症状らしいです

かなり高価なのですが ・・・

と言いつつ、先生が勧めてくださったのは
1週間~2週間持続するという抗生剤
正直、2度目の投与はないだろう ・・・ と思ってしまいました
とにかくそれをお願いしたのでした

ただ 副作用があって
もしかしたら吐き気がくるかも、ということでした

予想通り その日は夜中ずっと
デコは吐き気と闘わなければなりませんでした
少しずつ食べ物を口に入れられるようになっていたとはいえ
吐くほどの量でもなく とても苦しそうでした

背中をさすりながら コクリコクリと私は居眠り ・・・
苦しそうに上体を起こすデコにハッとして 時計を見ると
だいたい15分ずつ進んでいました
だからデコは 一晩中眠れなかったのでした

空が白んできた頃 やっと納まったようで
それから朝ごはんの時間まで デコは久しぶりにグッスリ眠ったように感じました


翌日は先生がお休みなので 何もなければ往診もお休み
そのため 500ml 点滴を入れました






2009年5月12日(火) ますます食欲UP☆夜は往診で点滴


そろそろ腹水を抜いたほうが良いね などと話しながら
この日も 400ml 点滴を入れました
前日に続き この日ますます食欲が復活して
体調も全般的に上がってきている感じがしました

このまま 寝たきりでずっと生きるんじゃないか?
それもいいね、なんて思いました
食べてくれることは 私にとって、何よりの救いでした

食べても食べなくても それがその時のデコであり
そのデコのそばにいてあげることが
そのデコと穏やかに時を過ごすことが
デコにとっては救いだったのだと 今は思えるのですが
このときは わかっていつつも
ただそばにいることは 何もしないでいるのと変わらないのではないか
どうしてもそんなことも一緒に浮かんでしまっていて ・・・

デコが食べてくれると そんな気持ちが和らいだのでした


この日の朝のデコです







ちょっと奇妙な というかなんというか ・・・
食べ方 ( ・・・ 飲み方? ) に驚いた方いらっしゃるんじゃないですか?
私は 最初かなり驚きました ( もっと元気だったときの食べ方に )
バーニーと ぜんっぜん違うから!


このときは 確かに一口一口が必死なんですが
元々デコはこういう食べ方 ( 飲み方 ) する仔だったんです

実は ペロペロする ( 舐める ) ってことが出来ない仔だったんですよ 顔文字


食欲が落ちてきたときに ペロペロ ができれば
ペースト状、クリーム状の高カロリーなものを舐めてもらうってことができたのに ・・・

自力でお皿や手から舐められなくても
シリンジに入れて 口のそばに持っていって
ペロペロさせることも出来たわけです


だから、元気でガツガツごはんを食べていたときも
お皿が 洗ったみたいにキレイ キラリ になることはなく ・・・

他犬が口つけたものは てんこ盛りのご馳走であっても食べられなかったのに
いつの間にか逞しくなったバーニーが
こっそりデコのお皿をきれいにしてくれていました ( 笑 )




さてさて、 ↑ の ガブガブ のあと
さらに食べ続けたデコです

こちらの動画は初公開です ( 笑 )






途中食べられない日もありましたが
結局 亡くなる前日まで
こんなふうにガブガブしたデコでした

旅の終わりに ・・・
rainbow 虹の橋を渡るのって体力使うらしいですから!rainbow
なんて 頑張って食べていたのかもしれませんね



10週目(2)☆カテーテル挿入

10週目 * 2009.05.03 ~ 2009.05.09



2009年5月7日(木) 丸一日排尿できず、病院へ


前日の朝に歩けなくなって
夜は初めて往診をお願いして 点滴を入れていただきました
そもそも トイレに行った後に歩けなくなったのでしたが
その後 水分をろくに摂らなかったこともあり
トイレに行くことはありませんでした

しかし ・・・
点滴をいれた後にも いつまで経っても
そんなそぶりを見せず ・・・

歩けないから ひょっとして我慢しているのかな?
と思いながら様子を見続け ・・・ ているうちに、夜が明けてしまった 汗


うーん、どうしたものか と思いをめぐらしつつ
この日から平日モードに戻った我が家は
朝からバタバタと 慌しく時間が過ぎて行きました


デコは 体調は悪くなさそうでした
その見立てどおり 5月に入ってから全く口にしていなかった食べ物を
この日 ついに口にしました

そのまま水もガブガブ飲んで 尿意をもよおしてくれたら ・・・

という淡い期待は玉砕 。。。
そうこうしているうちに 本当に丸24時間経過してしまいました


この日は病院が休診日なので いつもの先生はお休み
とりあえず病院に連絡して その後の対策をとることにし
当直の先生に相談したところ
腎機能が低下して 尿自体が作れなくなっていると危険なので
連れてきてくださいとのこと

カートに寝かせて 病院に向かいました




到着すると 直前に急患が入ったらしく ・・・
飼い主さんたちが 懸命に名前を叫んでいるのが
奥の部屋から聞こえてきました

先生は 心臓マッサージを繰り返している様子でした
病院に到着したときに 既に心肺停止状態で時間も経っていたようで
蘇生はもう無理だと くり返し説明しているのですが
飼い主さんたちは どうしても受け入れられず、という様子でした


近い将来 デコもこうして運び込むことになるんだろうか ・・・
そのとき、デコの最期を 私にはすんなり受け入れることができるんだろうか ・・・
そんなことをぼんやりと考えながら 1時間ほど待ちました





振動でもよおしたらしく 病院に向かう車の中で
すこしおしっこが出ていたデコ
それならば心配ない ということでホッとしつつ

この先 立ち上がれないデコちゃんのQOLを考えると
尿カテーテルを入れてあげたほうが良いと思いますよ


という先生のアドバイスで その処置をしていただきました



尿カテデコ

 





5月8日(金) 4回目の腹水抜きで病院へ


この日は 700ml抜けました
そして皮下点滴は 400ml入れていただきました

もう、腹水を抜いても 体型は全然変わりません
先生が体を触って 腫瘍(肝臓)の大きさを確認
この頃には その大きさは後ろ足の付け根あたりまで達していました



往診待ち6
腹水を抜いた翌日で ・・・ このお腹です






5月9日(土) 夜、往診で点滴


7日に、一週間ぶりに 何粒かフードを食べるようになってから
少しずつ食べられる量が増えていったデコ
とはいえ 一日の必要摂取カロリーには遠く及ばず
いよいよ 骨と皮 の状態になっていました

皮下点滴は 皮下脂肪に針を刺して入れるのですが
脂肪がほとんど無く
先生は 点滴を入れる場所を探すのに苦労するほどでした
僅かに残っている筋肉に 針が触れてしまって
デコが痛がって 顔をゆがめることもありました

結局この日は 目標の400mlは入れられず
少し残して終了しました



往診待ち5




歩けなくなってやっと、何かを吹っ切ったように もしくは諦めたように
デコは “ 人の手 ” を受け入れてくれるようになりました

いよいよ 最期の週に向かいます

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10週目(1)☆ついに歩けなくなったデコ

10週目 * 2009.05.03 ~ 2009.05.09



2009年5月3日(日) 3度目の腹水抜きで、病院へ


腹水を抜くときは エコーなどを見つつ
デコの様子を絶えずチェックしながらの作業になるため
いつも奥の部屋で処置をし
その間 私たちは待合室で待機していました

この日は いつもよりずいぶんと待たされ
時間がかかっているなぁと すこし心配になるくらいでした

終わったと呼ばれ 診察室に入ると
抜いた腹水を先生が見せてくれました

もう その量の多さといったら!
普段より長く待たされたのは当然でした
10日足らずで 2リットルも溜まっていたのです
そのうち 自然に抜けた1.9リットルが
今回の腹水の量でした


帰宅後 久しぶりに
ものすごい勢いでガブガブと水を飲んだデコの姿に
腹水が溜まりすぎて
苦しくて水すら飲めなくなっていたことを 思い知らされたのでした


前回の腹水抜きのとき
1週間もすると 10%台に突入してしまうのではないかと予測された
貧血の度合いを示す HCT ( PCV ) の値ですが
その後歯茎の色は 僅かながら赤みが戻った気がしていたので
先生に状態を診てもらったところ
まだまだ大丈夫だろうということで
この日は血液検査を見送ることにしました






2009年5月4日(月) 最後の自力歩行の散歩へ


腹水を抜いて 水は飲めるようになったものの
相変わらず 食べることは全くしなくなっていたデコ
1日中クレートの中で横になる日々 ・・・
出てくるのはトイレのときだけでした
( 誘えば、散歩は喜んで行きます♪という感じでしたが )

こうなると この先いつ歩けなくなるかわからない
という所まで来ていました
認めたくはないけれど
歩けなくなる日がそう遠くないことを
いよいよ覚悟しなければならないときが迫っていました


1日中 薄暗いクレートの中でつまらない時間を過ごすくらいなら
歩けなくなったときはそのときだ!と
デコを気持ちのよい場所に連れ出すことにしました

車に乗ることは 体力的には確かにキツイのですが
病院までの距離なら ハァハァもせず、なんとか耐えられるので
ほぼ同じ距離の 以前デコがとても楽しく歩いた場所 へ


食べられなくても2


この時の様子は →→→ コチラへ!


懸命に大地の匂いを嗅ぎ とても楽しそうでした
ただもう、立っているだけでやっとの状態で
フラフラと体勢を崩しては
べちゃっと本当につぶれるように へたり込んでしまいました
それを何度も何度もくり返し ・・・

でもね 自力で立つんです
決して手助けしてはいけないんです

それが デコのプライドでした



このとき 思い切って連れ出して
本当によかったと思います

正真正銘 これが最後の自力歩行での散歩になりました






2009年5月6日(水) 朝、ついに立ち上がれなくなる


朝食の支度をしていると
デコがクレートから出て トイレに向かいました
この頃には トイレひとつとっても
大仕事になっていたデコでした

本当に やっとやっと、歩いていたので
トイレにたどり着く前に ひと休みもふた休みも必要になるときがあり
また 用をたした直後 ( または最中 ・・・ ) に
その場で ( トイレシーツの上で ) へたり込んでしまうときも多々ありました

散歩中の “ へたり込み ” 同様
こういうときにも 助けてはいけないのです ( 苦笑 )


時間がかかろうとも 人の力は借りない、自力でなんとかする ―


それが デコに残された唯一の “ 心の糧 ” のような ・・・
その部分を黙って認めることで
デコはかろうじて自尊心を保てているように感じました


もちろん シーツの上だった場合
体が汚れてしまうこともあるので
そのときは抱き上げて 綺麗にしてあげるのですが
そのまま抱えてクレートに連れてきてしまうのではなく
すぐそばに 下ろしてあげるのです
そしてしばらくすると デコは自力で立ち上がって
クレートに帰るのでした


ただ、この日の朝は それが出来ませんでした


体を綺麗にし、シーツの脇に デコを横たわらせて
私はその場を離れました

そして仕度が済み 私たちは朝食をとりながら
デコの様子を見守っていました


でも 動かない ・・・


普段なら 10分程度じっとして体力を回復させた後
おもむろに立ち上がるデコでした



少しだけクレートに近づく場所にデコを移動させ 私たちは静観 ―
これを繰り返すこと数回


何度繰り返しても 何分待っても
結局 ふたたび自力で立ち上がることはありませんでした


あの瞬間を思い出すと 今でも悔しくて涙が出ます

デコは懸命に頑張っているのに!
情け容赦なく デコから何もかも奪い去っていく病魔 ・・・



もうダメだね


と 仕方なく私たちも決心し
オーナーがデコを抱きかかえて クレートのそばまで運びました



歩けなくなったとき
デコ ・・・ 「 いやいやっ! 」 ってしてるみたい
身も心もボロボロで デコが泣いている気がしました




食べられなくても3



こうして落ち着くまでに 気付けば2時間が経過していました



このあと 歩けなくなったことを
先生に電話で報告しました
なんとか5月は迎えられたものの
連休を最後まで過ごせるかどうか?と感じていた先生は

デコちゃんの負担を考えて これからは往診しましょう

と提案してくださいました
そして このあとほとんど水も飲まなかったので
この日の夜 初めての往診で
400ml の皮下点滴をしていただきました








たぶん先生は このとき 「 あと数日 ・・・ 」 と思っていたのではないかと 。。。
でも、やっぱりデコは そんなにヤワじゃなかったのですよ

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9週目☆腹水が急激に溜まった1週間

9週目 * 2009.04.26 ~ 2009.05.02



いつしか デコの生活リズムは
夜型に移行しつつありました
午前中は まず “ ほぼ100% ” と言っていいほど
食欲不振で寝ている日々で
午後になって ようやく起き出してみて
かなり調子が良い時は すこし何かを口にする
出来ないときは そのまま夜~深夜になって
もしくは 翌明け方近くになって
急に元気も食欲も出たよー ビーグル(しっぽ)
なんてこともありました


デコが最初の余命宣告を受けた 3週目の終わり から
私はデコの近くで寝るようになったのですが
デコは夜中に2~3度起き出して トイレに行く仔でした
トイレシーツに上手に出来るようになってからは
シーツが汚れてしまうと もうそこでは出来なくなってしまうデコだったので
一緒に起きては 用済みのシーツを交換していました

そんなことを毎日繰り返しているうちに
デコが寝返りを打つだけで 気配を感じて起きるようになっていたので
そのときに起き出して
いろんな種類のフードやらお肉やらをデコに差し出し
少しでも食べてくれることに賭けていたのでした



後悔3
こんなふうに “ お店やさん広げる ” のを、日に何度も ・・・



とにかく ほんの少しでもいいから食べてほしい
私たちはその一心で 必死にキッカケを探りました

そして 青空ランチ をしてみたり

まぐろ祭り を開催してみたりしました



食べられなくなっても 散歩には出たがるデコ
寝てばかりの毎日での 唯一の楽しみという感じだったので
その楽しみを奪うことはしたくなかったのですが
食べないで歩き回るので どんどん体力を消耗してしまいます

そして体力が落ちてくると 腸炎がどんどん悪化し
お腹が緩いことで 更に体力を消耗するという
悪循環に陥ってしまっていました



それでも なんとか5月を迎えられたデコ
2度目の余命宣告でも 5月は無理だろうと言われていましたが ・・・



こうやって 次々と先生の予測を裏切って
淡々と生きていたデコでしたが
5月に入ると同時に 本当に、何も食べられなくなっていきました
そして 水すら飲めなくなってしまったので
腹水を抜くか、皮下点滴で水分補給するか
とにかく先生に連絡を取って 病院に向かうことにしました








前回、2週間で1.1リットル抜けた腹水
今度は10日足らずで ・・・ 驚きの量でした

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8週目☆奇跡の再会

8週目 * 2009.04.19 ~ 2009.04.25



これまでのことが嘘のように、猛烈に食欲が湧き上がった土日を過ぎると
食べる量は また緩やかに減っていきました

ずっと悪い状態だった腸炎は
食べられないでいた間に 腸を休ませることが出来たせいか
これまた嘘のように快復していたので
通院もしないで 久しぶりにノンビリと日々過ごしていました

ただ 先生に定期報告の電話をしたときに
いくら快調とはいえ、そろそろ腹水は抜かないとマズイだろうということになり
慌しい週末を避けて 金曜日に予定することになりました
2週間ぶり、2度目の腹水抜きです






2009年4月24日(金) 2回目の腹水を抜きに病院へ


予定通り 腹水を抜くために病院に行くことになった日
この日は、デコにサプライズが待っていました

デコにとっての運命の先生
病気を見抜いてくれた前任の先生との お別れ から
ちょうど1ヶ月後のこの日
デコが会うことは もう二度とないだろうと思っていたその先生が
病院に立ち寄ってくださったのです


実は 前の週に電話でお話ししたときに
この日に用事で病院の近くに行く予定がある と聞いていたので
デコの通院が確実になった時点で改めて連絡し
無理を言って 病院に寄っていただいたのでした



以前は 大好きな先生の顔を
いつまでも見上げているデコでした
この日はどんな風に先生のことを見つめるのだろうと
ちょっと楽しみにしていた私

ここで私は デコの強さを見せ付けられることになりました


気のせいかもしれないし 思い込みかもしれないし ―
でも、私には デコが先生に別れの挨拶をしたように見えました

最初からもう、どこかよそよそしいというか ・・・
以前のように 先生に身を預けるような感じではなく
撫でてもらっても 満足そうな様子でもなく ・・・


しばらくじっと撫でられていましたが
先生の顔を見上げた次の瞬間
デコはスーッと自分からその場を離れました

まるで
もう大丈夫ですから
先生には心配かけませんから

とでも言っているかのようでした


本当のところはどうかわからないし
このとき 先生がどう感じたのかもわかりません
でも なんというか
「 運命の人 」 だったはずの先生が 大好きだった人が
もはや 「 過去の人 」 になっている?というような素振りに
“ 今を生きる ” 犬の強さを感じずにはいられませんでした





前回の腹水を抜いてから 3日後には
500~600ml 溜まっていそうだったデコでしたが
2週間ぶりのこの日に抜けた量は 結局1.1リットルでした

抜いた後のデコは とても足取り軽やかで
体はずいぶんと楽になったようでした
ただ、病院が嫌なところになってしまっていて
この頃は 待合室に入るとヨダレが止まらないほど
ストレスを受けていました
そして、帰宅後は 車での移動の疲労と相まって
全身症状は落ちる傾向にありました



そして今回の血液検査で
また一つ 懸念事項が発生

貧血がかなり進んでしまっていました

赤血球とヘモグロビンが 正常値下限を大きく下回り
貧血の度合いを示す ヘマトクリット ( HCTまたはPCV ) の値が
2週間で約9%も急降下してしまいました


デコの歯茎を見た瞬間 先生は 「 白いな ・・・ 」 と呟き
血液検査の結果は 案の定 といった感じでした

このときの白さは
前の週に 私が慌てて病院へ駆け込んだとき と
同じような状態でした


この日の デコのHCT数値は 23.4%
先生は 今後1週間で10%台に突入するかもしれない と言われました

一般的に 生死の境目は10%前後とされているはずなので
10%台というのは かなりひどい貧血状態です


それでも 強い仔は頑張れるんですよね ・・・
相当頑張ってるよね デコちゃんも ・・・


先生はそう言って これだけの状態であっても
( 肝障害は起こしているけれど ) 肝機能がしっかりとしているデコを
本当に良くがんばっていると 褒めてくださいました








デコの底力5
腹水を抜く2日前のデコ




体型の変化12
腹水を抜いた2日後のデコ 足取り軽やか♪





この腹水を抜いた日から デコは
車での移動時にハァハァすることがなくなりました
たまたま涼しかったからかな?と思ったのですが
どうもそうではなく ・・・ ちょっと不思議です

車に揺られること自体が 体力的に厳しくなってきてはいたものの
息苦しくなくなっただけでも 良かったと思っています



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デコ、百か日でした

本日 デコの百か日でした

たった78日間しか一緒に過ごさなかったのに
100日も先のことなんて 当時は考えられませんでした

8月下旬 ―
残暑厳しい まだ真夏のような暑い一日なんだろう
その程度にしか 想像できなかった今日のこと


実際は すがすがしい朝でした
でもじきに曇って 午前中はしばらくの間にわか雨

昼からまた晴れて じりじりと暑くなって
そして夕方からは すーっと涼しく ・・・

まるでイギリスのような天気?
デコと過ごした日々の 私たちの心模様も
晴れたり曇ったり こんな感じだったかもしれませんね



そして今は 虫の音が響き ・・・
もはや “ 秋の夜長 ” の雰囲気です

( ↑ って思っていたら、雨が降ってきました!)





旅立ってしばらくの間は デコを思うといつも
歩けない 寝たきりのデコの姿ばかり浮かんできていました
そんなデコは 最後の10日間だけだったのに ・・・

それが今では
元気で超食いしん坊だった頃のデコのほうが
より強く思い出されます

デコは 甘えん坊で、ちょっと図々しくて
猫と子供だけは許せなくて ( どうしても吠えちゃう )
ごはんが待ちきれなくて プチパニックで
クルクル廻りながら 思わず声を出しちゃう
そんな仔でした



百か日に



記念に、っていう言い方はちょっとヘンかもですが
我が家での78日間の記録を 写真集のかたちにまとめました

ギリギリ、昨日届いて 百か日に間に合いました



もしよろしければ
デコの78日間の 「 最後の旅 」 を
一緒に見てやってください

デコの供養になると思います



こちらでご覧いただけます  → → →  クリック!






ちなみに、去年の夏に作製した バーニーの
「 ウチの仔一周年*ミニブック 」 は コチラ でご覧いただけます☆

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7週目(3)☆デコに奇跡をもたらしたもの

7週目 * 2009.04.12 ~ 2009.04.18



2009年4月17日(金) デコが再び食べ始めた日

この日は ついに 「 ほぼ何も食べない 」 日となりそうでした
朝から何も受け付けず、口にしたのは
たったふたカケラの クッキー片だけでした

それが、日付が変わる時間が近づいた頃
まるで奇跡のように思える出来事が起こりました

そしてそれは 週末ずっと続いていきました


その時のことは ぜひこちらを読んでいただければと思います
       ↓ ↓ ↓
      コチラです



こうしたデコの変化を引き起こしたもの
それは いちばん近くにいる私たちの気の持ち様と
デコを気遣ってくださる方々の思いにほかならないと確信しました





実はこの日 執事さん から直接パワーをもらったデコ ( もちろん私も )

大丈夫、そのまま淡々と生きなさい という執事さんの言葉に
デコは久しぶりに気持ちが安らいだのではないかと思います



そしてもう一人
デコの病気を見抜いてくれた 前任の先生と
この翌日に電話で話せたこと

デコには 先生の思いも声も
きっと届いていたのだろうと思います





それに対して 私はいつしか
デコにとってプレッシャーになっていたのではないかと
今は思っています
食べてほしくて そのわずかなキッカケをも決して逃すまいと
デコに執拗に迫っていたのではないかと ・・・

私が前向きになれたことで デコはプレッシャーから解放され
穏やかな時を刻めたのかなと思いました




キセキの勢いで
このキセキを逃すまいと ( 爆 ) フードとともに、鴨煮に似たシーチキンと
喉ごしの良さそうなものを調達していました ←ね、プレッシャー ( 苦笑 )
( 結局全て拒否されました ・・・ )






前回の腹水抜去から丸一週間
抜いて3日で500~600ml 溜まっているという経過 からすると
本来はもう抜かなければならない時期のはずでしたが
このまましばらく様子を見ることにしました

病院までの15分の移動でも辛くなってきていたデコは
このとき 脈拍が160回/分 まで上がってきていました

呼吸も だいぶ速くなっていましたし
とにかく 食欲が戻ってきて元気にしている上向きな状態を
出来る限り維持したいと思ったので
先生と相談して 2~3日に一度は経過報告をしながら
見守っていくことにしました






更に翌週、デコにとって夢のような出来事が ・・・

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7週目(2)☆私の「どん底」の日々

7週目 * 2009.04.12 ~ 2009.04.18



2009年4月15日(水) 貧血!と慌てて病院へ

この日は 夕方から大事な会議が入っていて
出かけねばならなかったので
すこし早めに夕食をとらせました

日ごとにデコの食欲は落ちてきて
一昨日よりも昨日 昨日よりも今日というふうに
全身症状も、少しずつ低下しているように感じていました


この日の会議は 長引くことが予想されたので
おそらく留守番の時間は4時間くらい
帰ってきて何かあったら ・・・ と思うと
本当に心配で心配で仕方ありませんでした


そんな気持ちでデコを見ていたからかもしれません
デコの歯茎が 白くなってきているように感じました

向きを変え、光を当てて 何度も何度も確かめました
真っ白ではないけれど 明らかに赤みが薄くなっている気がしました

でも、まだ大丈夫だろうという気持ちもありましたが
翌日は休診日なので それもとても不安な要素でした


5分 10分 15分 ・・・
考えて考えて考えて
結局会議はキャンセルしました

もしこのまま出かけてしまって 万が一の事があったら
本当に悔やんでも悔やみきれない
きっと一生 自分で自分が許せないだろうと思ったから

これまでの6年間、無欠席でその会議に出てきていたので
こういうときくらいは休ませてもらおう、と ・・・


キャンセルの連絡と同時に 病院にも電話して
すぐに病院に向かいました

病院では 緊急体勢を整えて、という感じに
私たちを待っていてくれたのですが
結局はそれほど切迫した状態ではなく ・・・
苦い抗生剤の代わりの注射と
食欲が少しでも出るようにという
食欲増進の注射を打ってもらって 帰って来ました


翌日には ついに牛肉も全く食べられなくなってしまいました
前の週末においしそうに食べた鴨煮を 今回も口にしてくれて
この日の摂取カロリーは 数十キロカロリーほど
ゼロでないだけいいか、という状態でした






日々 常に私の頭の中はデコのことでいっぱいでしたが
特に 「 食べない 」 ことに関して
精神的に追い詰められていくような時期でした

いつからか 私の中で
ある種 強迫観念のようなものが芽生え始めていました
それは 
デコの寿命は肝臓が壊れたときであって
それ以外の理由は認めない
 というもの

肝臓が なんとか持ちこたえているというのに
食べられなくなったといって 何もしないでただ黙って見ているのは
私が餓死させるようなもの ・・・

そんなふうに思いながら
どうすることも出来ない焦りと苛立ちが
どんどん私を支配していきました


デコを見ていて何より辛いのは
「 食べたい 」 という気持ちがあるのに食べられない ( ように見える )
ということだったので
こんな日が続いていくぐらいなら
一日でもいいから好きなだけ食べられる体にしてあげたい
仮に そのせいで次の日に死んでしまってもいいから

とも思うようになりました
( ↑ の寿命の定義と、すこし矛盾するのですが ・・・ )


こうなってくるともう
診療自体にも 不安が広がってきます
飲まない抗生剤を 今後どうして行くべきか?
腹水は 抜いたほうがいいのか?温存すべきなのか?
通院自体、もう限界じゃないのか? ( デコの様子から )


かなり弱ってました ( 苦笑 )






そんな中、信頼する方々と直接お話しすることで
私はまた前進することができるようになりました

そして デコにも奇跡の瞬間が
やってくるのでした



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7週目(1)☆2度目の余命宣告

7週目 * 2009.04.12 ~ 2009.04.18



2009年4月14日(火) 匂いに神経質になってきた

段々と、しかも急激に 食べ物が喉を通らなくなってきたデコ
週末に腹水を抜いてきた後も
結局それほど食欲は戻らないまま
どんどんと 「食べたいけど食べられない」 という状況になって行きました


デコたちのごはんの仕度を始めると
クレートから起き出して トコトコやってきます
そしてごはんを差し出すと いかにも食べそうに顔を近づけるのだけれど
そこでストップ となってしまう ・・・


そして 食べられるものは
遂に牛肉だけになってしまいました
それを指でつまんで また手のひらに乗っけて
食べさせていたのですが ・・・

他の「何か」を一度でも触ってしまうと
そのニオイが気になるらしく
牛肉すら 口をつけなくなってしまうようになりました



腸炎がずっと良くならないままで
粉の苦~い抗生剤を飲み続けなければならなかったのですが
この頃になると とても匂いに敏感になってきたデコは
薬も拒否するようになりました


2日間抗生剤を拒否したせいで
ますます腸炎がひどくなってきてしまったので
この日は病院で注射してもらうことにして
その後は僅かな可能性に期待して
粉から錠剤の抗生剤に変えてみることにしました




ここではもう一つの選択肢として
薬を飲ませることを諦めて
毎日注射に通う という方法もあり、少し悩みました

正直、注射になると かなり費用負担が増えます
そして この頃デコは、車酔いなのか
病院までの たった15分の時間でさえ
ハァハァと息が上がるようになってきていたので
毎日の通院の精神的な負担を考えても
注射の選択肢を迷わず採る ということが出来ませんでした

それで とりあえず錠剤に変更 ・・・




腹水を抜いて3日
エコーで改めて確認してみると
既に500~600ml 程度溜まっているだろうとの事

たった3日で ・・・

また次の週末に 抜かなくちゃいけないかもしれないという様子でした


そして 週末に抜いた腹水の成分を調べていただいた結果から
先生は もしかしたら、少しずつ肝臓が崩れ始めているかもしれない
という見解を示されました

そうなるともう いつ大出血するかわからないし
いつ貧血を起こしてもおかしくないという状態 ・・・ 

そして、前任の先生の 最初の余命宣告よりは伸びるにしても
デコが生きて5月を迎えることは難しいだろうと言われました




食べたくないんじゃない








この週、デコの体調に比例するように
私の精神状態も急降下していきました
迷い、悩み、かなりボロボロでした

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バイバイ、デコ でも近くにいるよね

新盆・三ヶ月忌



お盆が過ぎて 気がつけば
デコが旅立って3ヶ月が経っていました

送り盆は 15日または16日ということで
夏休み最終日の16日に 私たちはデコを送ったつもりでいたのですが
バーニーの様子から なんとなくなのですが
デコは昨日(17日)の夜になってから発った気がしていて

なるほど 昨日は三ヶ月忌だったんだものね と
ひとり納得してみたりして ・・・



既に デコと過ごした時間よりも多くの日々を
デコがいない状態で過ごしてきました
この生活に もうすっかり慣れました

でも それはデコへの思いが薄れたということでは決して無く
逆に、いつもデコを身近に感じているからだと思います





実は 今でもうちのまわりをフラフラしてるんじゃないかと思うんですよねぇ ・・・


デコにとって それがしあわせなコトなのかはわからないけれど ・・・





デコを思い出さない日はありません

「 おはよう 」
「 ごはん食べようね 」
「 いただきます 」
「 行ってきます 」
「 ただいま 」
「 おやすみ 」

毎日 何度となく
バーニーにするのと同じように デコにも話しかけます



こうして日々話しかけていると
時々デコの魂が フラフラ~っと漂っている気がして ・・・
もちろん 物体としてのデコはいないし
気配も特には感じられないのですがね


心の中で生き続ける


こういうことを言うのかなぁと 思うこの頃です







新盆・三ヶ月忌2


バーニーも相変わらずです


新盆・三ヶ月忌3


デコを送る前に また いつもの場所 に行きました
バーニーはなんだか嬉しそうでした







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デコがかえってくる

デコがかえってくるよ!


だからバーニーも ちょっとおめかし キラキラ


帰ってくるから1




準備万端、本日デコをお迎えします


帰ってくるから2





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